ヨーロッパ最大級のアジア映画祭として知られる第28回ウディネ・ファーイースト映画祭で、最高賞にあたるゴールデン・マルベリー賞と、ブラック・ドラゴン・特別観客賞の2冠に輝いた木村太一監督作「FUJIKO」。6月5日の公開を前に、企画・プロデュース・出演を務めたMEGUMIと主演片山友希のクランクアップコメント映像が披露された。
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物語の舞台は、1970~80年代の静岡。急速な変化に揺れる時代を背景に、既成の価値観や社会規範に抗いながらも、自らの人生を切り拓いていくシングルマザーの主人公・富士子を片山が演じる。
木村太一監督と居酒屋で「映画やりたいね」と語ったところからスタートしたという本作。様々な奇跡を重ねて映画の完成に至り、花束を手に感慨深げな表情でインタビューに応じたMEGUMIは、「日々撮影していても、私達の想像を遥かに超える絵がいっぱい撮れていることに、めちゃくちゃ驚いています」と語り、「海外の映画祭をしっかりと目標に見据えているので、その映画祭でこの「FUJIKO」の奇跡がみんなに伝わり、“日本人の女性の強さ”が届けばいいな、と思っています」と、本作への思いを明かした。
また、主演の片山は、「イギリスでキャリアのある監督とお仕事が出来て、編集はアメリカで、カラコレはイギリスで、日本の枠におさまらず世界を目指して作っている映画だと思うので、私も海外の映画祭でレッドカーペッドを歩きたいなと思っています」と語り、作品への期待を寄せた。そして実際に映画祭への参加を果たし、その夢を現実のものとしている。
さらに本作の勢いはとどまることなく、現在ドイツ・フランクフルトで開催されている「第26回ニッポン・コネクション」では、本作がオープニング上映され、320席のメイン会場は満席。今回の3回上映されたが、全てスピード完売となった。
現地の観客からは、「とても心温まる作品。ここ最近観た映画の中でも最高の1本。普段から沢山映画を観ているが、それでも強く印象に残った」「現実とフィクション、ファンタジーが組み合わされているところがとても気に入った」「とても素晴らしく興味深い作品。もし私がこの時代に生きていたら、是非FUJIKOに会ってみたかった。会えたらさぞ嬉しかっただろう」などの声が上がり、木村監督は観客から温かい歓迎を受けた。「FUJIKO」は6月5日公開。
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