「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが、最新作「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」の予定を、自らソニーに頼んでずらしてもらっていたと明かした。クリストファー・ノーラン監督の新作「オデュッセイア」への出演と両立させるためだったと、米GQとのインタビューで語っている。
事の発端は、ホランドがかかわる2本の大作の撮影時期が重なったことにある。ホランドが主演を続けるスパイダーマンの最新作と、ノーラン監督が古代ギリシャの叙事詩を映画化する超大型企画「オデュッセイア」だ。ホランドは「オデュッセイア」にも出演することが決まっていたが、両作のスケジュールがぶつかり、このままでは両立できない状況だったという。
そこでホランドは、ソニー・ピクチャーズのトップに自ら電話を入れた。ノーラン監督には、こう伝えていたという。
「この映画はやりたい。ただ、やるとなったらソニーに電話して、かなり気まずい話をしないといけない」
ソニーが最終的に折れた決め手は、相手がノーラン監督だったこと。ホランドは「これがほかの監督だったら、少し違う話になっていたかもしれない」と振り返る。
結果として、ホランドはノーラン作とスパイダーマンの両方に臨めることになった。本人の手応えは大きい。「歴代でも最高のスパイダーマンができたと本気で思っている。ソニーには飲み込みにくい話だったはずだが、いま振り返れば、実現してよかったと感謝してくれているはずだ」と語っている。
「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」は7月31日、「オデュッセイア」は9月11日に公開される。
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オデュッセイア
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Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images