エドワード・ヤン監督初期の代表作『恐怖分子』がデジタルリマスターとして劇場上映!/[c] 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
“台湾ニューシネマ”を牽引した監督のひとりであるエドワード・ヤン監督の長編デビュー作『海辺の一日』(83)が『海辺の一日 4Kレストア』(7月10日公開)として日本初の劇場公開を迎えるのにあわせ、8月21日(金)より公開される『恐怖分子 デジタルリマスター』。このたび本作の予告映像とチラシビジュアル、場面写真が一挙に解禁された。
【写真を見る】早世の天才監督エドワード・ヤンが描く、1980年代台北の孤独。予告映像は前衛的な仕上がりに
第40回ロカルノ国際映画祭で銀豹賞に輝くなど世界的評価を集めた『恐怖分子』は、1980年代半ばの台北を舞台に、若い写真家の青年と、彼が偶然目撃した銃撃事件の現場から逃げだした少女、医師の夫と暮らす女性作家など、交わるはずのなかった人々の孤独や運命を描きだす。
このたび解禁された予告映像は、ストーリーの説明的な部分をすべてそぎ落とした前衛的な構成に。誰かが抱える不安や嘘や欲望などが断片的かつドラマチックに引きだされ、作品が持つスタイリッシュな映像美を堪能できる仕上がりとなっている。また、あわせて解禁されたチラシビジュアルには、建物の一室から銃を持った手が現れるという、静謐ながらも不穏な空気感がただようカットが使用されている。
さらに、本作のアイコンともいえる“暗室で少女の写真がモザイク状に写しだされる”カットなどを収めた場面写真10点も解禁。長らく限られた機会にしか触れることができなかったエドワード・ヤン監督の初期作品とスクリーンで出会うことができる今回の貴重な上映。『海辺の一日 4Kレストア』とあわせて、ぜひとも体験してみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬
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