ディズニーアニメ映画「美女と野獣」の主題歌で知られる歌手ピーボ・ブライソンさんが、6月2日に亡くなったと、米バラエティが報じた。75歳だった。亡くなる2日前に、脳卒中を起こしていたという。
ブライソンさんは、サウスカロライナ州出身のR&B歌手だった。音楽活動は1970年代にさかのぼり、1977年にキャピトル・レコードと契約した。甘く伸びやかな歌声を生かしたラブバラードと、女性歌手とのデュエットを得意とし、「キリング・ミー・ソフトリー」で知られるロバータ・フラックとの共演でもヒットを放った。1984年には初の全米トップ10入りを果たすなど、ラブソングの名手として米R&B界の第一線を歩み、グラミー賞も2度受賞している。
その実績があったからこそ、ディズニーから大役を任された。1991年のアニメ「美女と野獣」では、セリーヌ・ディオンとのデュエットでエンドロールの主題歌を歌い、その甘い歌声で世界中に親しまれた。翌年の「アラジン」でも主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を担当した。2曲はいずれもアカデミー歌曲賞に輝き、彼の名を世界的なものにした。
遺族は声明で、「彼の音楽は世代を超えて、喜びの祝祭や愛の物語、そして安らぎの時間に寄り添ってきた」とつづった。
【作品情報】
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美女と野獣(1991)
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