マリリン・モンローに扮した1000人を超えるファンが結集し、ギネス世界記録を打ち立てたと、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。舞台となったのは、モンローの生誕100年にあたる6月1日、米西部の保養地パームスプリングスだ。
ファンが集ったのは、街の中心に立つモンローの巨大な像の下だ。代表作のひとつ「七年目の浮気」で、地下鉄の通気口から吹き上がる風にスカートがめくれ上がる、あの有名な場面をかたどった像である。パームスプリングスは、ノーマ・ジーンという本名で生きていた駆け出しの彼女が見いだされ、最初のスタジオ契約を結んだ、キャリアの出発点だった。
金髪のウィッグに白いワンピース姿で集まった人々は、1037人にのぼった。そっくりさんの数を競うギネス世界記録は、2020年の254人がこれまでの記録だったが、今回はそれを4倍以上に塗り替えた。顔ぶれは特定の世代やファン層に偏らず、老若男女、家族連れから一人で訪れた人まで、遠方から駆けつけた姿もあった。
参加者にモンローへの思いを尋ねると、誰もが銀幕のスターについて語りはじめるものの、最後には自分とのつながりについて話したという。同じ金髪のウィッグをかぶっていても、それぞれ異なるモンロー像を抱いているようだ。
モンローは36歳の若さでこの世を去った。誰よりも愛されることを求めながら、生前はそれがかなわなかったとも語られる。だが生誕から100年を経たいま、彼女はこれだけの人に愛されている。
【作品情報】
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七年目の浮気
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Photo by Mario Tama/Getty Images