トランプ大統領の肝いり建国記念コンサートが空中分解?出演者が大量辞退

ドナルド・トランプ

トランプ大統領の肝いり建国記念コンサートが空中分解?出演者が大量辞退

6月1日(月) 21:00

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建国250周年を祝うアメリカの記念コンサートで、出演予定だったアーティストの辞退が相次いでいると、米バラエティなどが報じている。企画したドナルド・トランプ大統領は、離脱した顔ぶれを「三流だ」と切り捨て、いらだちを募らせているという。

このコンサートは、トランプ大統領が立ち上げた団体「フリーダム250」が主催する、建国250周年の祝祭イベント「グレート・アメリカン・ステート・フェア」の一環だ。6月下旬から7月にかけて、首都ワシントンのナショナル・モールで開かれる予定となっている。建国250周年をめぐっては超党派の記念委員会が別に動いているが、フリーダム250はそれとは一線を画す、トランプ色の濃い催しだとされる。

ところが、出演者の発表からわずか2日のうちに、9組中6組が次々と出演を取りやめた。多くが理由に挙げたのは、「非党派のイベントだと聞いていたのに、実際は党派色の強いものだった」という不信感だった。カントリー歌手のマルティナ・マクブライドは、自身のSNSで辞退の経緯をこう説明する。

「非党派の催しに出演する機会だと提示されましたが、それは誤解を招くものでした」

こうした離脱の動きに、トランプ大統領は強く反発している。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、辞退したアーティストたちを「割高なだけの三流」「彼らの音楽は退屈だ」とこき下ろし、コンサートそのものを「中止しろ」と投稿した。さらに、歌手を集める代わりに、自分が主役の大規模な集会を開くべきだとも主張しているという。

結局、コンサートが揺れるなか、フリーダム250は「トランプ大統領が6月24日に、この歴史的な祝典を自ら開幕する」と発表した。一方、騒動のさなかでも出演を明言しているのは、バニラ・アイスらわずかな顔ぶれだ。1990年に「アイス・アイス・ベイビー」の世界的ヒットで知られるバニラ・アイスは、かねてトランプ大統領の支持者として知られ、今回も「光栄に思っている」と意気込みを語っている。

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Photo by Win McNamee/Getty Images
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