ウッディの声を担当するトム・ハンクスが、最新作「トイ・ストーリー5」に「シリーズで自分が見てきたなかで、最も心を打つシーンの一つ」があると太鼓判を押したと、米ハリウッド・リポーターが報じている。公開を間近に控えた本作のロンドン宣伝イベントで明かしたものだ。
シリーズの最新作は、1995年の第1作以来世界中で愛されてきたシリーズの約7年ぶりの新章となる。前作「トイ・ストーリー4」(2019)でいったん区切りを迎えたかに見えたウッディとバズの物語が、再び動き出した格好だ。
ロンドン中心部で5月28日に開かれたイベントには、ハンクスのほか、バズ・ライトイヤー役のティム・アレン、ジェシー役のジョーン・キューザックといったシリーズ常連の顔ぶれに加え、新キャラクターを担当するグレタ・リーも出席。「パスト ライブス再会」(2023)でアカデミー賞主演女優賞候補にも挙がった彼女が、ピクサー作品にどう参加するのかも、ファンの注目を集めそうだ。
物語の鍵を握るのは、ウッディたちの持ち主である8歳のボニーと、初めて彼女の手に渡る「あるデバイス」をめぐる関係性だ。スマートフォンやタブレットが幼い世代にも当たり前のように行き渡った現代、その距離感に揺れる親子なら誰もが思い当たる感情を、本作はおもちゃたちの目線から描こうとしている。
ハンクスが「最も心を打つ」と評したのも、まさにそうした現代の子どもが直面する出来事を扱った場面だという。彼は今回のイベントでこう振り返っている。
「子どもとおもちゃが題材の映画で、ここまで今の時代を映した場面が入っているのは、本当に画期的なことだ」
バズ役のティム・アレンも、本作の射程について次のように語っている。
「『また遊んでよ』と人に命じることはできない。でも、画面に張りついているより、おもちゃと自分の人生と、友達と向き合うほうが、ずっと心が満たされる。それくらいなら、この映画で見せてあげられるはずだ」
監督と脚本は、「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のアンドリュー・スタントン。7月3日に劇場公開される。
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トイ・ストーリー5
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Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images