手先で振り下ろす癖を直すために、ドリルを行ったという渡邉(撮影:GettyImages)
5月29日(金) 16:00
アルバTVで放送されている番組「トッププロレッスンK'Sスタジオ」。昨年、3年ぶりの優勝を飾った渡邉彩香が、それまで手先で振り下ろしていたスイングを大きく改造したそうだが、一部紹介したい。
【連続写真】左足で踏み込んでから手元を真下に下ろす渡邉のドライバースイング
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2024年までは手先でクラブを上げて、手先で振り下ろしていました。結果的に軌道やフェース面が定まらず、大きく曲げることが珍しくなかったんです。特に調子が落ちると、タイミングが早くなり、余計に手先で下ろしてしまう。もうどこへ飛ぶのかコントロールできず、その日次第のゴルフになっていました。
そんな手打ちを改善するために取り組んだのが、トップまで上げたら、右腰の位置まで振り下ろし、再度トップまで上げてから打つ『2度振り下ろし打ち』ドリルです。2025年途中から取り組み優勝に結び付いたと思っていますし、今でも続けているドリルです。
手先で振り下ろすと、アウトサイド・イン軌道になり、カットスライスが出ることが多かったんです。このドリルを行うことで、手元と体を一体化させてオンプレーンで振れるようになりました。
意識したのは、切り返し。手先ではなく下半身から動き出し、クラブをオンプレーンに乗せることをテーマにしました。手元を1度振り下ろすことで、正しい手元の位置を確認するととももに。下半身リードの動きを確認。もう一度トップまで上げたときも一旦止まり、ワンテンポ置いてから振り下ろすようにしたんです。これによって手からではなく足から動きやすく、徐々に下半身始動の切り返しが身につきました。
もうひとつ、下半身の動かし方にも意識した点があります。バックスイングで溜めたパワーを、右お尻で受け止めたら、右腰を回しながら体の回転で振り抜くんです。右腰がボール方向に出ると上体が伸び上がって、手で振り下ろしやすくなりますが、右腰を目標方向へ押し込むように回すことで、下半身が先行しても前傾がキープできる。手で振り下ろす動きが徐々に改善できていると感じています。
■渡邉彩香
わたなべ・あやか/1993年生まれ、静岡県出身。172cmの長身から繰り出されるドライバーショットが魅力。2023年に自身2度目のシード喪失を経験するも、24年はメルセデス・ランキング47位でシード復帰。25年「大東建託・いい部屋ネットレディス」にて3年ぶりの優勝を果たした。大東建託所属。
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