「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドが、約5年ぶりの新作「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」に向けて「スパイダー思春期」というアイデアを脚本会議で提案していたと、英エンパイアが報じている。
本作は、ピーター・パーカーが「世界中の人々の記憶から自分の存在を消す」という選択を下した前作「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」(2021)以来、約5年ぶりの新章となる。物語の舞台は、その出来事から約4年後の世界だ。監督は前作までのジョン・ワッツから、「シャン・チーテン・リングスの伝説」(2021)で評価を得たデスティン・ダニエル・クレットンへとバトンタッチ。MJ役のゼンデイヤ(「DUNE/デューン」シリーズ)と親友ネッド役のジェイコブ・バタロンに加え、ハルク/ブルース・バナー役で「アベンジャーズ」シリーズのマーク・ラファロや、ドラマシリーズ「パニッシャー」のフランク・キャッスル役で知られるジョン・バーンサルも顔をそろえる。
ホランドが英エンパイアに明かしたところによると、シリーズで主演を務めてきた4作のなかで、本人が脚本会議に招かれたのは、本作が初めてだった。そこに自ら持ち込んだのが、今回のアイデアだったという。
提案の中身は、ピーター・パーカーが自分の能力をうまくコントロールできず、思いがけない形で力が暴走していくという物語。フッテージで断片的に見えていた「身体の異変」は、まさにそのアイデアの核を形にしたものだ。ホランドはこの構想を一言で表すキャッチコピーとして、「スパイダー思春期(Spider-Puberty)」と名付けた。
「『スパイダー思春期』というのが、スタジオに持ち込んだときの自分のキャッチコピーだった。即座にボツになったよ」
キャッチコピー自体は採用されなかったものの、アイデアの核となる発想はスタジオに気に入られ、最終的な作品のなかで重要な要素として組み込まれることになった。本人もこう振り返っている。
「アイデアの核は気に入ってもらえて、そこから、いまの映画の形に育っていったんだ」
日本版のポスタービジュアルには、「世界が僕を忘れても。」「いま、大いなる力が、目覚める。」というふたつのキャッチコピーが掲げられている。後者の「目覚める力」が、ホランド自身が脚本会議に持ち込んだあのアイデアの落としどころなのかもしれない。
「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」は7月31日に劇場公開される。
【作品情報】
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スパイダーマンブランド・ニュー・デイ
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