米澤蓮に起きた珍事会心の一打が「ヤシの木の真ん中にハマった」

まさかの珍事もダメージを最小限に抑えて見せた(撮影:ALBA)

米澤蓮に起きた珍事会心の一打が「ヤシの木の真ん中にハマった」

5月28日(木) 19:25

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<~全英への道~ミズノオープン初日◇28日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7480ヤード・パー72>

蟬川泰果、細野勇策との注目組で回っていた米澤蓮に6番ホールのパー5で思わぬアクシデントが起きた。残り270ヤードからのスプーンでの会心の一打が、なんとヤシの木にすっぽりハマってしまったのだ。



【写真】コースには“高いヤシの木”が立ち並ぶ


アウトコースからスタートした米澤は2番、5番でバーディを獲り、きょうのスコアリングアベレージも『4.462』と最もやさしいホールでさらに勢いをつけようとしていた。ティショットがやや右にそれ「ヤシの木の間を抜ければ」と残り270ヤードから3Wを思い切り振り抜いた。すると「いい当たりだったから、抜けないとしても落ちてくると思ったのに、ヤシの木の真ん中にきれいに“バスッと”ハマりました。速過ぎて、誰も目で追えなかったと思いますが」。

なんと、ボールがヤシの木にハマって落ちてこなかったのだ。注目組ということもあり、中継のカメラが地上だけでなく、ドローンから空撮もしていた。そこで「ちょっと見てくれませんか」と自分のボールかを確認するために、ドローンを操作してもらったのだという。ちなみに、ドローンでの確認自体はルール上問題ない。

結果的に「緑のマークが2つ付いていたので、間違いなく僕のボールでした」。しかし、米澤はそれをアンプレヤブルにしたのではなく、ロストとして打ち直しを選択。「僕のボールなのは確実でしたが、その判断に至るまでに時間がかかり過ぎた。とてもあいまいな状態で、どこを最初に探せばいいか分からず、ボールはあるけど自分のか分からず、いつから捜索が始まったかも断定できない。でも、僕の体感としても3分以上経過していると思ったので、ロストにしたというだけです」。

「規則18.2a(1)球が紛失となる場合」では、プレーヤーやキャディがボールを探し始めて3分以内に見つけることができなければ、紛失となることが定められている。米澤は今回そのルールに準拠してプレーを進めた

「自分でどうにかできることではないことに怒る力を使っても仕方ないので」とうまく気持ちを切り替え、元の場所にドロップして打ち直したボールは、「今度は木の間を抜けました。グリーン右奥に行って、寄せてボギー。傷は最小限で済みましたね」。さらに次のホールではバウンスバックでスコアを元に戻し、後半も3つ伸ばして5アンダーフィニッシュ。

「今大会はかなり伸ばし合いになっている。おそらく優勝スコアは20アンダーくらい。まだまだいけると思いますし、ゴルフ自体はすごくいい」と、アンラッキーをまったく気にせず前を向く。あすからのプレーにも注目だ。(文・杉本夏希)


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