ハリウッドのホラー映画「Backrooms(原題)」を、20歳のケイン・パーソンズ監督が手がけたことが明らかになったと、米デッドラインが報じている。長編のハリウッド映画を任された監督としては史上最年少クラスとなる。
「Backrooms」は、2019年に米国の掲示板「4chan」で生まれたインターネット都市伝説で、現実の裏側に広がるとされる無限のオフィス空間を題材にしている。パーソンズ監督が16歳だった2022年に YouTube に公開した同名の短編映画「The BackroomsFound Footage(原題)」が累計7800万回を超える再生を記録したことで脚光を浴び、米A24が2023年2月に映画化を発表した。
パーソンズ監督は、奇しくもYouTubeのサービスが立ち上がった2005年に米カリフォルニア州ペタルマで生まれた。中学生のころから無料の3DCGソフト Blender を独学で使いこなし、14歳で初の短編映画「The Facility(原題)」を発表した。「Backrooms」シリーズが2022年に爆発的にバズったことが、A24からのオファーにつながったという。
映画版は2025年夏にカナダのバンクーバーで撮影された。共演には、「それでも夜は明ける」(2013)でアカデミー主演男優賞候補となったキウェテル・イジョフォーや、「わたしは最悪。」(2021)で同主演女優賞候補に挙がったレナーテ・レインスベらが名を連ねる。
パーソンズ監督の起用は、YouTube発の若手作家がハリウッドのスタジオで長編映画を任される近年の流れに連なる。直近では、同じくYouTube出身のカリー・バーカー監督が手がけた低予算ホラー映画「Obsession(原題)」が、北米公開2週目に興行収入を前週比30%伸ばすヒットを記録している。
「Backrooms」は5月29日に全米公開を控えている。
【作品情報】
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わたしは最悪。
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Photo by Amanda Edwards/Getty Images