AKB48徳永羚海(れみ)「コロナ禍でずっと地元の鳥取にいて、『自分って本当にAKB48なのかな?』って思っちゃいました」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】

AKB48の徳永羚海

AKB48徳永羚海(れみ)「コロナ禍でずっと地元の鳥取にいて、『自分って本当にAKB48なのかな?』って思っちゃいました」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】

5月28日(木) 12:00

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国民的アイドルグループと呼ばれたAKB48が誕生して20年、現役のメンバーたちは何を思い、どんな活動をしているのか?パーソナルヒストリーを掘り下げる連載「なんで令和にAKB48? Season2」。第11回は2019年の10月6日にチーム8の鳥取代表メンバーとしてデビューした徳永羚海(とくなが・れみ)。前編ではオーディションの話や、コロナ禍での活動など聞かせてもらった。

【小さい頃はモデルさんになりたいと思ってました】 ――まずはAKB48人生におけるターニングポイントから聞かせてください。

徳永 高校に入学するタイミングで東京に上京したことです。チーム8の鳥取県代表としてデビューして、すぐコロナが始まって全然活動ができず、東京に来ることさえ難しい状態になっちゃって、中学校の3年間はまともに活動ができなくて。AKB48に入ったけど、AKB48のメンバーじゃないみたいな。自分が思っているアイドル像とは全く違って。この状況のままだと何も変わらないから、上京して東京の高校に行きたいって両親に言ったんです。

最初はひとりで東京へ行かせるのは心配も大きいし、反対されてしまったんです。でも何か変わるきっかけがないと、AKB48として活動できないと思って。東京に出てもっとアイドル活動をしたいって、全力で自分の気持ちを伝えて。最終的には全面的に協力してくれて、東京の高校に行くことができました。

中学校時代はほぼ空白の3年間で、活動もイチからみたいな感じだったから、大変ではあったんですけど、上京してよかったなって。

――そこなんですね。それでは徳永さんの生い立ちから聞いていこうと思います。

徳永 小さい頃はめっちゃ人見知りでした。両親の背中に隠れていて、人前で話すことも苦手でした。お姉ちゃんとお兄ちゃんがいて、私は末っ子だったので、いつも一緒にいて。お兄ちゃんが野球をやるのについて行ったり。

――当時憧れていたものは?

徳永 YouTubeがめっちゃ好きで、スクイーズが流行っていたので、購入品紹介を見たり、パパのスマホを借りてひとりでYouTuberごっこしたり。YouTubeの世界がめっちゃいいなって思ってました。

――学校ではどうだったの?

徳永 普通のコでしたね。でもスポーツができなかったです。足が遅くて、マラソンは最後から数えたほうが早いぐらい。足が速そうとか言われるんですけど、全然そんなことなくて。

――部活は何をやっていたんですか?

徳永 ソフトボールをしてました。お兄ちゃんが野球、お姉ちゃんがソフト、お父さんはソフトと野球っていう野球一家だったんですよ。教えてもらえるしいいかなと。

――スポーツが苦手と言ってましたが。

徳永 人数が少なかったのもあるんですけど、最終的にはレギュラーになりました。ポジションはセカンドで、打順は日によって変わってたんですけど、5番とか。

――頑張りましたね。習い事は?

徳永 英語とピアノと水泳と、あとはチアダンスとかもやってました。

――いろいろやってますね。どれぐらいの期間やったんですか?

徳永 英会話は2歳から中3までやってたんですけど、予習も復習もせず通ってるだけみたいな。ピアノも幼稚園から小6までやってたんですけど、ただやってますって感じで、どれも親から勧められたのでやっていて。今になるともったいないって思いますけど、ちゃんと熱を持ってやってるのはなかったですね。





――AKB48はいつぐらいから知ってるんですか?

徳永 小1のときに、『恋するフォーチュンクッキー』がめちゃめちゃ流行っていて、学校の全校集会で踊りました。朝読書が始まる前に教室のテレビで恋チュンのMVを流して、みんなで練習していたり。そこでAKB48を認識しましたね。

――誰が推しメンとかありました?

徳永 もう卒業されていたんですけど、前田敦子さんをめっちゃ見ていて、大好きでした。でもアイドルになりたいって気持ちはなかったですね。それよりモデルさんになりたいと思っていて、鳥取の事務所に入って、鳥取美少女図鑑に出させてもらったり。芸能界いいなって思ってました。

――中1でチーム8のオーディションを受けましたよね。それはどういうきっかけで?

徳永 お友達のお母さんが「羚海ちゃん受けてみたら?」って教えてくれて。チーム8のことは知らなかったんですけど、オーディションのポスターに写っているメンバーを見て、めっちゃ可愛いと思って。

――オーディションで覚えてることは?

徳永 めちゃめちゃ緊張して、『47の素敵な街へ』を全然踊れなかったのを覚えてます。



――課題曲として事前に覚える期間もあったんじゃ?

徳永 当時はダンスの覚え方が全くわからなくて。ひたすら見て真似するんですけど、全然違う振りだったり。オーディション直前に先生から教えてもらったんですけど、「これって47のポーズだったんだ!」って知ったり。

でも、笑顔が取り柄ですとか、人見知りだけど頑張りますみたいなアピールを頑張って、何とか受かることができました。

【入った当初は同い年のメンバー3人でエイトリオって呼ばれてました】 ――同時期に各地でチーム8の追加メンバーオーディションをやってましたよね。他のメンバーと会ってどうでしたか?

徳永 最初は写真の撮影で会ったんですけど、この人たちと一緒にやってくんだ、みたいな。私は最年少で、周りはみんなお姉さんで、自分のお姉ちゃんよりも年上だったりして、うまくやれるかなって不安な気持ちもありました。

――お披露目は覚えていますか?

徳永 チーム8ツアーの愛媛公演で『天使のしっぽ』をやりました。リハで自分のダンスのできなさに驚いて。こんなにダンスって難しいんだって。やっていけるかなって。映像を見返しても本当にひどくて、笑っちゃうぐらい。振り入れも今なら1時間ぐらいで終わるのを3時間ぐらいかけていたり、当時は本当に不安でした。

――同時期に加入した同い年の坂川陽香(ひゆか)さんと長谷川百々花さんと3人でエイトリオって言われて推されてましたよね?

徳永 ありがたいことに3人で舞台に出させてもらったり、インタビューしてもらったり、すごく嬉しかったです。制服を着て、河川敷で撮影してもらって、めちゃめちゃ青春だなって思いました。

――当時その3人がすごいって話題になってましたよ。音楽番組でセンターに抜擢されるコもいたり。

徳永 今だから言えますけど、その中では自分が一番推されてなかったと思うんです。まだ田舎娘みたいなのがあって、一番目立たないところにいて、このままで大丈夫かなって。ふたりはすごい個性があるけど、自分には何があるんだろうって、若いながらも悩んでました。





――劇場デビューはどうだったんですか?

徳永 『挨拶から始めよう』って曲でセンターをさせていただいたんですけど、めっちゃ嬉しかったです。あとは『その雫は、未来へと繋がる虹になる。』公演の前座で『星空を君に』をひとりで披露させていただいたり。劇場公演にフルで出るためにレッスンをしていて、初日も決まっていたんですけど、コロナが始まって休止になっちゃって。

――2020年あたりからですね。

徳永 活動がリモートでの配信になっちゃって、かくし芸を覚えようみたいな企画があって、自分はバルーンアートをやろうって、カメラの前で必死に作ったり。あとは抜き打ちチェックみたいな企画で、自分の部屋で公演の楽曲を踊ったり。YouTuberみたいな気分ですよね。

――その時期は地元で中学校には通ってたんですよね?

徳永 そうですね。普通に部活もして、めっちゃ日焼けして、"焦げれみ"ってあだ名を付けられるぐらい(笑)。どんどんソフトボールがうまくなっていって、自分って本当にAKBなのかなってって思っちゃって、このままじゃまずいなって。

ーーそれで親を説得して、高校のタイミングで上京するわけですね。

徳永 東京に行って『アイドルの夜明け』公演のレッスンが始まったり、「KISS 8(キス バイ エイト)」って舞台のお稽古も始まったり。それで高校に通ってみたいな、目まぐるしい日々が始まりました。

4年目に入って、やっと自分ってAKB48なんだって思えましたね。中学の3年間はほぼ活動してないから、今は7年目って言ってますけど、正直4年目ぐらいの気持ちなんです。(後編に続く)

【連載「なんで令和にAKB48?」は木曜日更新。初選抜の思い出や、今のAKB48などを語る後編は6月4日公開!】





●AKB48

2005年(平成17年)12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。

2025年12月4日に21期生がデビュー!

68thシングルが8月19日(水)発売決定!!

坂川陽香とのレギュラー番組「AKB48れみひゅーレディオ!!」がBSSラジオほか全11局でO.A.

旅番組「ふわり愛」で、ふるさと大使としてオススメの名所を永野芹佳と巡った〈鳥取編〉が6月に放送予定

最新情報は公式ホームページをチェック。

●徳永羚海(とくなが・れみ)

2006年10月1日生まれ、鳥取県出身

身長158cm

Nickname=れみたん

公式X【@48_RemiTokunaga】

公式Instagram【@remi_tokunaga1001】

取材・文/関根弘康撮影/後野順也

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