5月31日、国民的グループ・嵐の活動終了が目前に迫っています。今後、メンバーはそれぞれの道を歩むと思われますが、人一倍深い嵐への愛でグループを盛り立ててきた相葉雅紀さんの今後について、注目が集まっています。
実はジュニア時代、事務所を辞めることを考えていた二宮和也さん、櫻井翔さん、大野智さんに対し、相葉さんはデビューグループ入り、そして嵐結成に強い気持ちを持っていました。また、嵐活動休止前も、相葉さんは嵐継続にこだわっていたとされています。そんな彼が、5人の中で最も嵐の魂を引き継いでいくのではないでしょうか。
アイドルの器用さを活かしたMC力
近年は「動けるMC」としてバラエティで盤石のポジションを築いている相葉さん。『相葉マナブ』(テレビ朝日系)、『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系)、『相葉◎×部』(フジテレビ系)、『相葉ヒロミのお困りですカー?』(テレ朝系)と各局で個人のレギュラー番組を抱えています。
それぞれの番組では現地に赴きご当地料理を調理したり、本職かのごとき手さばきで犬のトリミングをしたり、有人島の島民の不要品を全回収するなど、積極的にロケを敢行。アイドル業で培った身体能力、努力と根性を駆使し、器用で動けるMCとして躍動しています。
多くの人が共通して抱く相葉さんの魅力は、癒し系で滲み出る優しさ、親しみやすさと安心感があるところでしょう。
俳優、MCも安泰だが…アイドル業への期待も
俳優業でも、昨年の主演ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系)で、人柄そのままにエリートながら鼻にかけずフランクで愛嬌ある刑事役を好演。高視聴率を記録し、同局系刑事ドラマとしてシリーズ化も期待されています。
嵐活動終了後は、芸能活動が未定の大野さん以外、二宮さんは俳優業を、松本潤さんは俳優業及び演出業を、櫻井さんはキャスターや司会業を軸にしていきそうです。彼ら同様に相葉さんも、MC業や俳優業で安泰にも見えます。
ただ、そんな相葉さんは前述の通り、嵐の中で最も「アイドル業」への思い入れが深く、その活動を継続出来る可能性を持っているのです。
「嵐の為ならなんだって出来ます」グループへの強い想い
大野さんからの申し出で、嵐の解散や活動休止について話し合った時、最も反対していたのは相葉さんだったとされています。また、活動休止を報告する2019年の会見では「どうにか嵐を続けられる方法ってないのか」と、大野さんの意思を尊重しつつ、2人で話し合ってきたことも明かしています。
公式発表のコメントでは、「嵐の事が大好きです。嵐の為ならなんだって出来ます」と強い気持ちを覗かせ、また5人で同じ方向を向いて活動を再開出来るよう意気込みを見せていました。彼のグループを守ろうという献身性は、ファンの拠り所にもなったのです。
また、活動休止から約1年後の2021年に大野さん以外の4人が揃った際には、写真撮影で相葉さんが誰もいない右隣にエアーで肩を組むポーズをし、大野さんの存在を想起させファンを喜ばせました。
ファンにとっての「救い」だった
同年、自身が司会の『VS魂』(フジテレビ系)のテーマソング「New Again! Again and Again!」を同番組出演者の風間俊介さん、藤井流星さん(WEST.)、佐藤勝利さん(timelesz)、岸優太さん(当時King & Prince、現Number_i)、浮所飛貴さん(ジュニア)の6人で担当。『2021 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)や事務所総出のカウントダウンコンサートにて、歌って踊るパフォーマンスで魅せました。
今夜19時より放送される『VS魂』でサンボマスターが提供した楽曲が番組内で初披露されます🎉
お見逃しなく😆🙏https://t.co/69opafD4NM#VS魂#サンボマスター pic.twitter.com/bT59hdUE0N— サンボマスター (@sambomaster_txt) November 18, 2021
この当時、大野さん以外の4人は芸能活動をしていたものの、彼らのパフォーマンスに飢えていたファンにとって、相葉さんが表立って「ザ・アイドル」な姿を披露したことは救いとなったのです。そのアイドルの形を繋ぎ止めようとした姿勢は、嵐の魂の「継承」そのものです。
松本潤も絶賛する、相葉雅紀の空気感
2024年放送の『あの頃からわたしたちは』(日本テレビ系)では、「やっぱりメンバー揃って何かやりたい」「それが自分の喜びでもあるし、きっと嵐のファンの喜びにも変わるから」と語っていた相葉さん。まだ復活ライブが決まる前の段階で打ち明けることは、勇気がいることだったように思います。
嵐の活動終了発表後初の公の場では、嵐の大きな決断を報告しファンへの感謝を述べつつ、涙を滲ませていました。
もちろん、どのメンバーもグループへの思いはあるのですが、特に相葉さんは嵐への愛が人一倍強く、メンバー間や、グループとファンの間を取り持つような姿勢を貫いてきました。相葉さんが現れると、場の空気が変わると松本さんも評しています。
嵐の魂を繋ぐ存在となるはず
そうした相葉さんの思いを知るファンからはSNS上で「嵐活動終了後、大丈夫かな?って心配」「嵐の活動終了に、相葉さんのメンタルが心配」と心配の声が寄せられています。
そんな彼は嵐活動休止中も、結婚し父親となっても、その場にいるだけで周囲を照らし華やかさを加え、年齢に合わせたナチュラルなアイドル像を極めてきました。
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お年寄りには率先して声をかけ、小さい子どもには甘やかすだけでなく優しく注意することも出来る。空気を読み、万人に愛される「アイドル力」は図抜けています。
事務所入所から30周年を目前に、嵐としての約26年の活動を終える相葉さん。歌って踊るという形があるかは分かりませんが、誰よりも強い嵐への愛を胸に、どんな活動においても相葉さんが嵐の延長線上に位置する存在として、グループの魂を繋いでいくのではないでしょうか。
<文/こじらぶ>
【こじらぶ】
ライター・コラムニスト。上智大学大学院外国語学研究科修了・言語学修士。ドラマ、男性&女性アイドル、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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