インディペンデントからハリウッドまで活躍の場を広げたガス・バン・サント監督が、“アメリカで最も美しい街”と語るポートランドを舞台にした珠玉の名作「マイ・プライベート・アイダホ」「ドラッグストア・カウボーイ」がデジタルリマスター版として連続上映されることがわかった。
「ドラッグストア・カウボーイ」で注目を集め、「グッド・ウィル・ハンティング旅立ち」「ミルク」ではオスカー候補に。そして「エレファント」でカンヌ国際映画祭のパルムドールと監督賞を受賞した、現代アメリカを代表する名匠ガス・バン・サント。実際の事件をもとに描くクライムスリラー「デッドマンズ・ワイヤー」(7月17日公開)の公開も迫る彼の瑞々しい魅力に溢れた初期の名作群が、このたびスクリーンに甦る。
今は亡きリバー・フェニックスと若き日のキアヌ・リーブスが共演し、二人の友情を軸に家族をテーマにした「マイ・プライベート・アイダホ」は、製作から35年で初めてのデジタルリマスター版上映。映画史に残る二人の美しい姿は必見だ。ドラッグの快感を追い求めて刹那に生きる若者をスタイリッシュに描いた「ドラッグストア・カウボーイ」の主演はマット・ディロン。妻役にケリー・リンチが出演し二人が抱き合っているポスターは公開当時、映画館で貼る度に盗まれたという逸話も。再び蘇る伝説的ポスターにも注目してほしい。
デジタルリマスター版「マイ・プライベート・アイダホ」は、8月7日から、「ドラッグストア・カウボーイ」は、9月18日からシネマート新宿、シネスイッチ銀座ほか全国公開。
作品の詳細は以下の通り。
◆「マイ・プライベート・アイダホ」
<あらすじ>
緊張すると突然意識を失ってしまうナルコレプシーという奇病を抱えるマイク(フェニックス)は、12 歳の時に母親に捨てられて故郷のアイダホを離れ、ポートランドの路上で体を売って暮らしている。スコット(リーヴス)はポートランド市長の息子で何不自由なく育ったが、家庭に温かさを感じられず、家を出ている。街で出会った二人は、イタリアまでマイクの母を訪ねるなど行動を共にするが、やがてそれぞれの道を進んでいく。
◆「ドラッグストア・カウボーイ」
<あらすじ>
新たなドラッグを手に入れるためドラッグストアを荒らし、その日暮らしをするボブ(ディロン)と妻ダイアン(リンチ)や友人リック(ジェームズ・レマー)、10代のナディーン(ヘザー・グラハム)。犯罪のスリルとドラッグが全身を包み込む快感、それさえあれば満足だった。ところがある日、ナディーンが犯した事故が引き金となって仲間たちの関係に亀裂が入り、歯車が狂い始める。
【作品情報】
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デッドマンズ・ワイヤー
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