米国のゴシップサイトTMZが公開した、ラッセル・クロウとファンの口論動画が、SNS上で賛否を呼んでいる。動画にはサインを求めるファンに、クロウが「押すな」と戒める姿が映っていた。だが本人は自身のXで「何が問題なんだ?」と反論している。
動画は今週月曜日、TMZが公開した。場面はパリのホテルの玄関先で、サインを求めて群がるファンに対し、クロウは語気を強めた。
「いいか、聞いてくれ。動くな。押すな、俺がそっちに行く。みんな間隔を空けろ。一人でも失礼な真似をする奴がいたら、俺はその場で帰るからな」
その後、クロウはサインに応じ始めたが、「グラディエーター」(2000)で演じたローマ帝国の将軍マキシマスの名前を書いてほしいと頼まれると、素っ気なく「書かない」と答えた。
騒動が広がったことを受け、クロウ本人が翌日にXで反応した。
「全員にサインも自撮りも応じた。ホテルの通路はゲスト用に空けておいた。空港にも時間通りに着いた。男ひとり、警備なしで、ちゃんとこなした。何が問題なんだ?」
クロウはTMZの動画を「Clickbait(クリック狙い)」と非難し、投稿は火曜朝までに5万を超える「いいね」を集めた。
クロウは過去にも気難しい性格で知られてきた。2009年のサスペンス「消されたヘッドライン」を手がけたケビン・マクドナルド監督は昨年、英エディンバラ映画祭で「クロウはかなり扱いにくい男で、その威圧感ゆえに、スタジオ関係者は現場に来るのを避けるほどだった」と振り返っている。当の本人も2024年の米GQ誌のインタビューで、「俺には山ほどの後悔がある。だが、それはある意味で、誇るべき勲章だ」と語っていた。
クロウは「L.A.コンフィデンシャル」(1997)や「インサイダー」(1999)で頭角を現し、ニュージーランド生まれ、オーストラリア育ちの俳優として国際的にブレイクした。2001年の第73回アカデミー賞では「グラディエーター」で主演男優賞を受賞している。近年は2025年の戦犯裁判ドラマ「Nuremberg(原題)」でナチス高官ヘルマン・ゲーリングを演じた。
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グラディエーター
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Photo by Daniele Venturelli/WireImage/Getty Images