ニコラス・ケイジ「スパイダー・ノワール」で全く新しいスパイダーマンに挑戦モノクロへのこだわりとは?

「スパイダー・ノワール」

ニコラス・ケイジ「スパイダー・ノワール」で全く新しいスパイダーマンに挑戦モノクロへのこだわりとは?

5月25日(月) 20:00

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マーベル・コミックを原作とした実写ドラマシリーズ「スパイダー・ノワール」が、Prime Videoにて5月27日より配信スタートする。本作の配信開始を前に、1930年代のニューヨークを舞台に活躍する“スパイダーマン”ことベン・ライリー役を演じたニコラス・ケイジのインタビューが到着。フィルム・ノワールとアメコミの世界観を融合させた、これまでにないスパイダーマン像への挑戦やモノクロ表現へのこだわりについて語った。

これまで「ゴーストライダー」「キック・アス」、そして声優を務めたアニメ映画「スパイダーマンスパイダーバース」など、アメコミ作品と深い縁を持ち、長きにわたり現実離れしたキャラクターへの愛を公言してきたケイジ。彼にとって今作は、自身のキャリアにおいても非常に挑戦的な一作になったという。
「以前から、自分の中の“あるビジョン”に挑戦したいと思っていました。それは、極端に異なる2つの要素を衝突させることです。

ひとつは1930〜40年代のフィルム・ノワール的な演技様式。例えばハワード・ホークス監督の「三つ数えろ」や、エドワード・G・ロビンソンが出演した「キー・ラーゴ」のような世界観です。そしてもうひとつが「スパイダーマン」。この2つを真正面からぶつけたら、どんな火花が生まれるのかを見てみたかった」

同時に、本作は「一種の実験だった」とも振り返っており「全員が本気で向き合えば、そこから何か魔法のようなものが生まれるはずだという確信もありました」と確かな手応えもにじませている。

また、本作はケイジにとって初のTVシリーズ主演作でもある。

「テレビシリーズというフォーマットにも挑戦したいと以前から思っていました。それは、長尺のシリーズであれば、時間をかけて小さな“種”を物語の中に撒いていくことができるから。例えば、蜘蛛のDNAが彼の動きや人間性にどう影響していくのか、といったアイデアです。実際、その多くは撮影の中で自然に生まれてきたもので、最初から脚本に書かれていたわけではありませんでした」

さらに本作は、“モノクロ版”と“カラー版”の両方で展開されるという画期的な試みが取られている。この異例の形式は、ケイジ自らの提案だ。

「この2つのフォーマットで作品を制作するというアイデアは、実は私自身が提案したものです。……と言うのも、モノクロ映画に馴染みのない若い世代は、モノクロの映像というだけで距離を感じてしまうかもしれないと思ったのです。そこで、「カラー版も用意しよう」と考えました。ただし、単なるカラー化ではなく、“後から着色されたクラシック映画”のような質感を目指しました」

視聴者の間口を広げるべく作られたカラー版。しかし、そこには単なる着色バージョンというわけではないフィルムノワールへのこだわりが込められているのだ。

「私にとって最も重要だったのは、キャラクターそのものを“モノクロ映像に合うように”設計することでした。演技そのものが、完全に古典的なモノクロ映画のスタイルなのです。だから個人的には、この作品はモノクロ版で観るのが最も理想的だと思っています」

ニコラス・ケイジがこだわり抜いた2つのバージョンからなる本作。その魅力の一端は、「本格的なモノクロ版」と「リアルなカラー版」2種(https://www.youtube.com/watch?v=xYt1cZJY_gM/https://www.youtube.com/watch?v=q7AyM6WadSc)の最新予告からも感じ取ることが可能だ。

Prime Original「スパイダー・ノワール」は5月27日より独占配信開始。

【作品情報】
スパイダーマンスパイダーバース

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