「漢祭り2026」優勝のDJSK@L、価値観を変えた“恩人”との出会い「誰かがここまで自分を信じてくれるんだ」

「漢祭り2026」で優勝を果たしたDJSK@L(DJスコール)

「漢祭り2026」優勝のDJSK@L、価値観を変えた“恩人”との出会い「誰かがここまで自分を信じてくれるんだ」

5月22日(金) 7:30

「漢祭り2026」で優勝を果たしたDJSK@L(DJスコール)
【写真】九州のトップDJとしても活躍

月刊ザテレビジョンで、日本最大級のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の注目ライバーを連載で紹介。今回は、「漢祭り2026」で優勝したDJSK@L(DJスコール)が登場。九州のトップDJとして活躍していた彼が人気ライバーになるまでのストーリーや、配信に懸ける思いをたっぷりとを語ってもらった。

■意識を変えてくれた一人のリスナー

配信を始める前は、九州を拠点にクラブDJとして活動していました。17LIVEと出合ったきっかけはコロナ禍です。思うように外へ出られない日々の中で、音楽を通して少しでも誰かの力になれたらいいなと思ってライブ配信を始めました。

配信できる場所はいくつもありますが、17LIVEには広告出演や大型イベントなど、目標にできる企画が数多くあります。ライバーとリスナーが同じゴールに向かって走れる、その一体感に魅力を感じて、今も続けています。ただ、最初から今のように本気で向き合えていたわけではありません。

配信を休んでしまうこともあったし、当時はオフラインイベントにもあまり関心がありませんでした。そんな僕の意識を変えてくれたのが、ずっと応援してくれていた一人のリスナーさんです。2023年、その方ががんで余命宣告を受けたことを知りました。

■「必ずトップになれる」背中を押された言葉

でもその方はそんな状況下でも「毎日配信を続ければ、必ずトップになれる」と常に僕のことを励ましてくださって、「一緒に『漢祭り』へ行こう」と背中を押してくれたんです。その言葉をきっかけに、自分の中で覚悟が決まりました。

それからは事務所の方にアドバイスをもらいながら研究を重ね、とにかく毎日必死に配信を続けました。そうして初めて「漢祭り 2023」への出場が決まったんです。当日、そのリスナーさんは車椅子で九州から東京の会場まで足を運んでくれました。

■「漢祭り2026」優勝の先に見えたもの
会場を包んだ大歓声と熱気の中、仲間たちとつかんだ栄冠は、このイベントで生まれた強い絆の証しに


決して万全とはいえない体調の中で、自分のためにそこまでしてくれた。その姿を目の当たりにしたとき、人と人とのつながりの重みを改めて知り、涙が止まりませんでした。誰かがここまで自分を信じてくれるんだというその事実が、自分の価値観を大きく変えたんです。

その方は同じ年の6月に亡くなりました。そして今年、「漢祭り2026」でようやく優勝することができました。結果が決まった瞬間、真っ先に浮かんだのは、あの日会場まで駆け付けてくれた恩人であるリスナーさんの姿でした。クラブDJの現場もライブ配信も、本質は変わりません。

音楽を通して人とつながり、そのつながりに支えられて前に進んでいくこと。リスナーやスタッフ、支えてくれる全ての人がいるからこそ今の自分がある。17LIVEを通じて、そのことを改めて実感しています。

取材・文=宮崎敬太


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