主演に織田裕二、共演に小野花梨を迎えたスペシャルドラマ「ダブルエッジ~甦った男」がテレビ朝日で6月27日に放送される。
本作は、“車椅子の刑事”と“頭脳派の財務捜査官”という正反対の凸凹コンビがタッグを組み、時に反発、時に友情を育みながら事件の核心へと迫っていくヒューマンミステリー。3年前に“死んだはず”だった連続殺人鬼の手口に酷似した事件を解決すべく、ふたりが手を取り合い奔走する姿が描かれる。
主演を務める織田が演じるのは、ある事件で容疑者にナイフで刺されて以降、車椅子生活を余儀なくされてしまった元捜査一課の刑事・郡司孝介役だ。「東京ラブストーリー」や「踊る大捜査線」シリーズなどの名作に出演してきた織田が、今作では「現場100回」「捜査は足で稼ぐ」を信条とする昭和気質の持ち主で、車椅子で事件を追うという新たな刑事像を作り上げる。
一方、小野が扮するのはASD(自閉スペクトラム症)を患い、人との関わりを苦手とする財務捜査官・阿久都華瑠役。一度見たものを全て記憶できる天才的な頭脳の持ち主だが、決まった予定以外への対応が難しいという特徴があり、その特性ゆえに今まで一人で行うデスクワークを担ってきた人物だ。しかし、郡司のサポート役に抜てきされたことで、否応なく現場へと駆り出されることになり次第に変化していく。
華瑠役は、織田からの指名だったことも明らかにされており、織田と小野の初共演でどのようなバディが作り上げられるのかにも注目が集まる。出演にあたり、織田と小野よりコメントも到着している。
▼コメント全文
・織田裕二(郡司孝介役)
以前に『シッコウ!!~犬と私と執行官~』でお世話になったプロデューサーに再び声をかけていただけたことが何よりうれしかったですが、【車椅子の刑事】と【ASD(自閉スペクトラム症)の捜査官】のコンビという設定を最初に聞いた時には、「かなり挑戦的な作品だな」と感じました。
しかし多様性の時代と言われる今、こういった凸凹コンビが普通に警察にいるかもしれないと感じさせてくれる作品です。楽しい作品でありつつ、ところどころシニカルな笑いもあって、「なるほどな」と感じさせられることも多いのではないかなと思います。
実際に車椅子に乗って撮影に臨んでみると、車椅子駐車スペースに置かれた「専用ポール」をどかす手間や、砂利道での前輪の引っかかり、古い建物の床の傾きで勝手に車椅子が動いてしまうことなど、日常の些細な「壁」にたくさん気づかされる毎日でした。真夏のロケだったのですが、炎天下にいると、車椅子のフレーム(金属部分)が熱くなって持てなくなるという苦労もあり、夏の車椅子利用の厳しさも痛感しました。車椅子エピソードに関しては、どんどん出てくるくらいいろいろなことを感じた日々でしたね。
これまでにはちょっと見たことがないような、それでいて「ほお」と感心したり「くすっ」と笑えたりしながら、切なくも「ああ良い話だな」と思ってもらえるような、そんな楽しいドラマができました。ぜひご覧ください。
・小野花梨(阿久都華瑠役)
織田裕二さんの相棒役をやらせていただけるということで、最初は恐れ多い気持ちもありましたが、台本に描かれていた2人の「凸凹コンビならではの愛らしさ」に惹かれ、撮影を心待ちにしていました。
織田さんと初めて共演させていただきましたが、過酷なロケでも現場を明るく引っ張ってくださる姿を見てますます尊敬しました。
ASD (自閉スペクトラム症)のある人物を演じるということで、当事者の方やそのご家族の方とお話しする機会を作っていただき、プロデューサー陣や監督と微調整を重ねながら華瑠さんを作っていきました。
愛らしい凸凹コンビが繰り広げるドタバタ事件劇になっていますので、くすっと笑いながら皆さんにも楽しんでいただけるのではないかなと思っております。事件の真相はもちろんですが、徐々に深まっていく2人の絆とコンビネーションにも注目していただけるとうれしいです。
【作品情報】
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