デビューから15年、グラビア界のレジェンドとしてシーンを走り続けてきた岸明日香が、5年ぶり5冊目となる写真集『Trajectory』を5月22日に発売する。撮影地はベトナムのダナン&ホイアン。嵐に見舞われた海辺でのロケ、表紙を飾ることになったすっぴんの1枚、そして応援してくれているファンへの感謝――。
写真集の制作エピソードをたっぷりと語ってもらいながら、15年という時間が彼女にもたらしたもの、そしてこれからへの思いを聞いた。
【画像はこちら】Photo/佐賀章広
Text/松本真希子
――デビュー15周年おめでとうございます。ここまで走り続けてきた率直なお気持ちを聞かせてください。
岸:まさか自分が15年続けられるとは思っていなかったです。もちろん紆余曲折もいろいろありましたけど、自分の中では安定して続けられたような気がして、もう15年も経つのかと感慨深い気持ちです。やめようかなと思った瞬間もありましたが、本当にやめようと決意したことは一回もなかったです。
――グラビアでの表現もずっと続けていますね。
岸:長くお仕事をしていると、グラビアから離れる方もいると思うんですけど、私はグラビアが好きなので、定期的に写真集やカレンダーをやりたいと伝えてきました。実際、グラビアを長く続けられたことはめちゃくちゃ自信にもなりました。
――今回発売する写真集『Trajectory』はベトナムのダナンとホイアンで撮影されたんですね。
岸:はい、ベトナムは初めてだったんです。ホイアンの街並みがロマンチックで素敵だと思っていたので、「ベトナムに行きたい!」とわがままを言わせていただきました。
――実際に行ってみてどうでしたか。
岸:すごく良かったです。解放的になれましたし、シチュエーションも豊富で、どこまでも続く線路みたいなところで撮影したり、でっかいヤモリが撮影に参加してくれたり(笑)、自然な出会いもたくさんありました。ただ、雨季でもあったので大嵐が来てしまって、海のシチュエーションは突風。でもそれが意外とハイというか楽しくて、カメラマンさんも大笑いしながら撮っていました。
――真っ赤なロングドレスで撮影したシーンですよね?
岸:はい、金魚みたいなドレスで海辺や岩場で撮ったんですけど、大嵐で(笑)。帰り際「もう死を覚悟した」ってみんなが言うくらい(笑)、命がけの撮影でした。でも写真では悪天候だったことが全然わからなくて、カメラマンさんの技術ってすごいなと思いました。
――他に、写真集の見どころは?
岸:一番アピールしたいのは表紙です。34歳の“ドすっぴん”なんです。今まで、すっぴん風の撮影はたくさんやってきたんですけど(笑)、今回は本当に何もメイクをしていなくて、コンタクトまで外したのであまり見えていない状態で…。しかもこのカット、「じゃあちょっとカメラ見てください」といった試し撮りのような勢いで撮ってもらった1枚なんです。最終的に仕上がった写真を見たら、まさか自分のドすっぴんがこんなにすてきな写真になっているとは思わなくて。
――正面からの構図というのも珍しいですよね。
岸:そうなんです。横から撮られるほうが自信があって、写真集の表紙などでは胸のラインを横から見せることが多かったのですが、今回はあまり自信がなかった正面の構図。すっぴんで真正面、スタッフの方からも「ウソがなくていいね」って言っていただけてうれしかったです。中ページにもドすっぴんショットが多めに使われています。
――露出度についても、これまでとは違うアプローチがあったとか。
岸:今回は30代ラストの1冊になるかもしれないという気持ちで臨んで、今の自分のきれいな姿を残したいと思いました。素肌にレースのベールを1枚羽織ったショットでは、自分にとっては最初で最後の見せ方をしています。撮影中は緊張感もあり、その緊張感も伝わればいいなと思っています。
――ファンへのメッセージも写真集に込めたそうですね。
岸:カバーの下にある表紙に、応援してくださっているファンの方へ心を込めてお手紙を書かせてもらいました。得意な書道で書いた「感謝」という文字も入れています。ファンの方には泣きながら見てほしいなと思っています(笑)。
――岸さん自身にとっても、特別な一冊になったと思います。
岸:めちゃくちゃ特別ですね。今回は体型維持も本当に大変で、2〜3か月前から外食禁止、友達にも会わず孤独と戦って、ボクサーの減量のようだった昔の挑み方とは違う形でストイックに準備しました。だからこそ悔いなくやりきれた、という感覚があります。
――年齢を重ねることで、グラビアでの表現などに変化はありますか。
岸:デビュー当時は「癒し系巨乳」みたいなジャンルで、「はんなりGカップ」みたいな感じでやらせてもらっていたんですけど(笑)、大人になるにつれて雰囲気や見せ方も変化していきました。ボディメイクも年齢に合わせて変わっていったので、ぜひ写真集『Trajectory』を見て感じてほしいですね。
――若い頃と今とでは、撮影現場での向き合い方も変わりましたか。
岸:デビュー当時は緊張感でいっぱいで、まるでカメラを睨みつけるような感じで(笑)。ポージングも決めすぎてしまって、カメラマンさんからも「自然体で」と言われていたんですが、それがとにかく難しくて。たくさんの現場を経験した今は、どんな環境下でも表情が作れるようになりました。
――過去には、コンプレックスを隠そうとしていた時期もあったそうですね。
岸:グラビアを始めるまで、大きな胸が本当にコンプレックスで、どうにかして小さくできないかと調べていたくらいです。だから体型を隠すことばかり考えていました。実は高校時代まで髪の毛を腰まで伸ばし続けていたんですけど、それも胸を隠すためだったんです。デビュー当時事務所の方から「切ったほうがいい」と言われて、泣きながら美容院に行ったのですが(笑)、いざ髪を切ったらお仕事が舞い込むようになったんです。こっそりエクステをつけてみたこともあったんですが、そうすると不思議とお仕事が減って、髪を短くすると増えたんです。もう怖くて伸ばせなくなってしまって(笑)、今は毎月切っています。
――15周年を迎えた今、この先についてはどのように考えていますか。
岸:あまり先のことは考えられないタイプなんですけど、やっぱり20周年を目指したいという気持ちがあります。グラビアに限らず、芸能人生としてはまだ先があると思っています。お芝居のほうでは、去年、一昨年あたりから悪い女の役をやらせていただく機会が増えて、最初は新鮮だったんですけどだんだん快感になってきて(笑)、やりがいを感じています。ただ、悪い役をやりすぎて最近は本当に悪い人だと思われ始めているので(笑)、いい人の役もやってみたいですね。役の幅を広げながら、お芝居も頑張っていきたいと思っています。
――最後に、Pop’n’Rollはアイドルの方もたくさん登場するサイトなんですが、岸さんご自身のアイドル的存在を教えてください。
岸:玉置浩二さんが私の推しです。昔から80年代や90年代のニューミュージックが大好きで、中でも玉置浩二さんの曲をたくさん聞いてきました。本当に大好きなので、私のアイドルと言えば玉置浩二さんかなって思っています。
岸明日香
1991年4月11日生まれ、大阪府出身。特技は料理・書道。
2012年にグラビアでデビューし、テレビや雑誌で活躍。
近年は俳優業にも注力するほか、商品プロデュースも行い、グラビアアイドルの枠を超えて活躍中。
最新ドラマ「アイドル夫を捨てたら、人生逆転した件」が5月17日よりReelShortで配信開始。
フォロー&リポストでサイン入りチェキプレゼント
【応募方法】
<X>よりご応募ください。
Pop’n’Roll公式アカウント@popnrolltvをフォロー
岸明日香さんの本インタビュー記事をXでリポスト
本インタビューのリポストまたは、引用リポストまたは、リプライのご投稿をしていただいた方に当選権利がございます。
当選者の決定前にフォローを解除されると抽選、選考の対象外となります。
プログラム等による自動投稿は抽選、選考の対象外とさせていただく場合があります。
当選した権利を第三者に対し譲渡・転売することはできません。オークションへの出品等転売行為は固く禁止させていただきます。
当選者には、DM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。
賞品のお届け先は、日本国内に限らせていただきます。
岸明日香写真集『Trajectory』
5月22日(金)発売
撮影:榊原裕一
判型:A4判 ソフトカバー 112P
定価:3,850円(税込)
発売元:ワニブックス
【関連記事】
藤本冬香が初めてづくしで挑んだ1st写真集【インタビュー】完成した作品を観て……林芽亜里が感じたホラーの発見【インタビュー&グラビア後編】作品を通して築いた菅井友香×中村ゆりかの信頼関係【インタビュー】サイコホラー映画で引き出された林芽亜里の新しい一面【インタビュー&グラビア前編】