ガス・バン・サント監督作「デッドマンズ・ワイヤー」ロング予告公開!映画を彩る珠玉のプレイリストも披露

「デッドマンズ・ワイヤー」

ガス・バン・サント監督作「デッドマンズ・ワイヤー」ロング予告公開!映画を彩る珠玉のプレイリストも披露

5月22日(金) 8:00

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ガス・バン・サント監督最新作「デッドマンズ・ワイヤー」のロング予告編(https://youtu.be/zOMoJH97kO4)が、このほど公開された。

本作は、犯人が人質と自分の首をワイヤーとショットガンで固定し63時間にわたって立てこもった実在の事件を描くクライム・スリラー。不動産投資会社に財産を騙し取られたとして役員を人質にとった男と、この状況に立ち往生する警察との攻防が繰り広げられる。

ロング予告では、奇妙な事件のあらましが緊迫感とブラックユーモアを交えて描かれる。コールマン・ドミンゴ扮するインディアナポリスのラジオDJ・フレッドが事件の犯人トニー(ビル・スカルスガルド)から電話をもらうシーンから始まる。人質をとって立てこもったトニーが次第に追い詰められていく様がうかがえるが、トニーが傍若無人な振る舞いを見せながらも、ところどころ人の好さを感じさせる言葉を発するのがユニークだ。軽妙なセリフのやりとりに思わず笑ってしまうが、そんな“庶民代表”の異常な犯罪者の姿がマスコミによって全米中に報道され、人々は彼から目が離せなくなっていく。

ロング予告に使用されているのは、アロー・ブラックの「I Need a Dollar」。トニーの想いがそのまま表現されたかのような直球なタイトルとパワフルな歌声が事件をドラマティックに盛り上げていく。

劇中でも非常に重要な演出の要素として数々の名曲が登場。事件において重要な役どころとなるフレッド・テンプルのDJというポジションを生かし、劇中ではフレッドの痺れるような低音ボイスで60年代、70年代を彩った名曲が数多く紹介され、実際に聞くことができる演出が特徴だ。

トニーが犯行現場に向かう際にカーラジオで聞いてテンションを上げたのは、「2001年宇宙の旅」で使われたことでも有名なシュトラウスの交響曲「ツァラトゥストラはかく語りき」を大胆にジャズロックアレンジしたデオダートの「Also Sprach Zarathustra」。また、トニーがパトカーを奪って人質とともに逃走を図るシーンでは、「センチメンタル・バリュー」のエンディングでも使われたラビ・シフレの「Cannock Chase」が軽快に流れる。

さらに、グラミー賞歌手ロバータ・フラック「Compared To What」、携わったアルバムとシングルの総売り上げが1億枚に達すると言われるバリー・ホワイト「Never, Never Gonna Give Ya Up」、ディスコの女王ドナ・サマー「Love to Love You Baby」、先駆的ファンクバンドであるダイク&ザ・ブレイザーズ「Let A Woman Be A Woman - Let A Man Be A Man」、「明日に向って撃て」でアカデミー賞歌曲賞を受賞したB・J・トーマス「雨にぬれても」など名曲中の名曲がズラリ。後半にはギル・スコット・ヘロン「The Revolution Will Not Be Televised」が流れ、歌詞そのものが事件を皮肉るように使われている。

ほとんどの楽曲が60年代、70年代に流行ったディスコ、ファンク、ソウルミュージックであり、本作への当時の世相の反映、過去の名作映画へのオマージュが満載。スリラー映画ながらも時折ポップに魅せるガス・バン・サント監督のこだわりがわかるプレイリストとなっている。

「デッドマンズ・ワイヤー」は、7月17日から全国公開。

【作品情報】
デッドマンズ・ワイヤー

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