「みんなわたしが嫌いなんだ…」祖母の戦時中の記憶を漫画に!!親に捨てられた祖母の幼少時代を孫が描いた二人三脚の実録漫画【作者に聞く】

親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話/(C)ゆっぺ/KADOKAWA

「みんなわたしが嫌いなんだ…」祖母の戦時中の記憶を漫画に!!親に捨てられた祖母の幼少時代を孫が描いた二人三脚の実録漫画【作者に聞く】

5月21日(木) 15:00

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親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話
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Instagramやライブドアブログ「ゆっぺのゆる漫画ブログ」で、実話をもとにしたエッセイ漫画を描く漫画家のゆっぺさん(@yuppe2)。ブログは2021年には月間3000万PVを記録し「ライブドアブログ OF THE YEAR2021」最優秀グランプリを受賞。2021年12月から執筆してきた「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」では、戦前から生きる“祖母・キヨさん”の幼少期からの実体験を漫画化し、コメント欄を解放した最終話には500件以上の熱い応援コメントが寄せられた。

92歳の祖母・キヨさんの半生を漫画化するまでには「家族の苦労話でお金儲けしていると勘違いされてしまったらイヤだな」と1年ほど悩んだこともあるそう。今回は「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」の制作過程と、作業時のゆっぺさんの心境に迫る。

■祖母の言葉をそのまま残し描いた壮絶な過去
『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』2-1

『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』2-2

『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』2-3

92歳の祖母・キヨさんの壮絶な半生を描いた本作「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」は、作者が祖母から直接聞き取った実話をもとに生まれた作品だ。最初から物語の全体像を決めていたわけではなく、2〜3時間ずつじっくり話を聞き、その都度ノートに書き留めながら形にしていったという。

「おばあちゃんの話は聞いているうちに話が飛んだり、重複してしまったりするので、ノートに書き込んだ内容を時系列に並べ直してつなげるのが大変でした」と作者のゆっぺさんは振り返り教えてくれた。その過程は根気のいる作業だったが、祖母の人生を丁寧に受け取る時間でもあったようだ。

制作で何より大切にしたのは、最後まで口を挟まずに聞くこと。そして、聞いたままを描くことだったそうだ。「必要以上に悪く描こうという気持ちも、逆によく見せようという気持ちもなく、聞いたままに描くことを心掛けました」と語ってくれた。

一方で、家族のつらい過去を作品にすることへの葛藤もあり、「戦争の話を語れる人もどんどん減っているので、私だけ聞かせてもらっているのではもったいない。戦争当時のことは語りたがらない方も多いそうですし、祖母もずっと語ってこなかった。しかし、せっかく貴重な話を聞くことができたのでやはり作品にしたい」と決意。祖母の「いいよ」という一言が背中を押してくれたそうだ。静かな覚悟とやさしさがにじむ本作を、ぜひ読んで欲しい。

取材協力・画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)

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