【動画】監督らが35mmフィルム撮影へのこだわりを明かす特別映像
18世紀、史上最大のユートピアを築こうとした女性、アン・リーを主人公とした歴史ミュージカル映画「アン・リー/はじまりの物語」が6月5日(金)より全国公開。また、3劇場限定で35mmフィルムでの特別上映が決定し、監督らが撮影のこだわりを語る特別映像が公開された。
■「アン・リー/はじまりの物語」とは
本作は、18世紀に自らをキリストの女性的化身と信じ、人間の平等とストイックな精神性を説いた指導者、アン・リーが主人公。性差別、人種差別の横行するイギリス・マンチェスターからたった8人の信徒とアメリカへわたり、史上最大のユートピアを築こうとした彼女の生きざまを残された文献から紐解く物語。アン・リーをアマンダ・セイフライドが演じている。
体を震わせ(=シェイク)、歌と共に神へ祈りを捧げる様子から、彼らは“シェーカー”と呼ばれた。禁欲、自給自足の共同生活に表れているように、非常にストイックな精神性を持つ。その信仰から生まれたシンプルモダンなライフスタイルは、信者が途絶え、ユートピア幻想が崩れ去った現在も、日本のみならず世界中で愛される“シェーカーボックス”に代表される木工品や家具といった形で、影響を与え続けている。
■異次元へ誘うミュージカルシーン
性差別や貧富の差も厳しい時代、哀しみ、葛藤、理不尽な暴力など、受難の中にあっても神を信じ続けたアン・リーの情熱的な人生に魅了され、アカデミー賞に輝いた映画「ブルータリスト」のチームが再結集。監督は「ブルータリスト」で脚本を担当し、本作でもパートナーのブラディ・コーベット氏とともに共同脚本・製作も兼ねる、モナ・ファストヴォールド氏が務める。
ファストヴォールド監督の華麗で大胆さを極めた世界観を、アカデミー賞受賞のダニエル・ブルームバーグ氏の音楽、陶酔と恍惚をダイナミックに再現するセリア・ロールソン=ホール氏の振り付け、100%フィルム撮影による荘厳で深みのある映像で完全映像化。観客を異次元へと誘うミュージカルシーンは見どころの1つとなる。
■35mmフィルム撮影の特別映像公開
本作は、デジタル全盛の時代の中、あえて35mmフィルムを用いて撮影。物語の舞台となる18世紀の時代背景を体感させたいとの監督の希望を実現させ、撮影監督のウィリアム・レクサー氏が絵画のような幻想的な映像を生み出した。
今回公開された特別映像では、レクサー氏とファストヴォールド監督が、観客を1738年へと誘う撮影手法の秘密を明かしている。同監督は「使うべきフォーマットは物語が教えてくれる。この物語の色彩、深み、質感、時代の雰囲気を考えれば、フィルムで撮影するのが最もふさわしい」と力強く語り、レクサー氏も同様に「フィルム撮影は即決だった」と語っている。
また「問題はフィルムの種類だ」とも明かしており、映像からはシーンによって使い分けたフィルムやカメラの種類、撮影フォーマットについて、こだわり抜いて撮影された背景が窺える内容となっている。
■3劇場で35mmフィルムによるスペシャル上映が決定
本作の公開初日となる6月5日(金)から、109シネマズプレミアム新宿、立川シネマシティ、八丁座、の3劇場限定で、35mmフィルム撮影の独特の質感を本来の持ち味のまま大スクリーンで体感できるスペシャル上映も決定している。
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