5月19日(火) 4:40
幼稚園を利用し始めてまず驚いたことは、平日のお休みが多いことです。園にもよりますが筆者がお世話になっている幼稚園では行事の準備のためのお休みや代休などが定期的にあり、預かり保育がないことも珍しくありません。参観日や懇談などの行事も平日が多いため、幼稚園を利用するようになってから平日に休暇を取ることが増えました。
そして最も困ったのは、春休み期間は預かり保育の実施がないことです。事前に「長期休み中も預かり保育が充実している」と説明があったため、春休み期間に預かり保育が実施されないことを確認しないまま入園を決めてしまっていました。
筆者は夫婦交代で休みを取ったりテレワークを活用したりして乗り切ることができましたが、保育園と幼稚園の差を痛感しました。
幼児教育・保育の無償化により、3歳からは幼稚園でも利用料が無償化の対象になります。もちろん、制服代や給食費などがかかることは理解していましたが、保育料無償化なので支払いは月に1万円くらいだろうと考えていました。
しかし、実際に通ってみると教材費や施設利用料などの出費があり、月の支払いは1万5000円となりました。さらに、預かり保育が1日に1000円かかるため、フルで利用すると2万円ほどかかる計算です。
長期休み中の預かり保育は1日2500円必要なので月の支払いが3万5000円を超えました。働いている場合などで保育の必要性が認定されると幼稚園の預かり保育は補助の対象になりますが、1日450円までと決められているのでどうしても足が出てしまいます。
保育園に通っていると預かり保育の費用はかからなかったと思うと、やはり保育園のほうが良かったのではと考えてしまうこともありました。
共働き世帯でも子どもを幼稚園に入れることは可能です。筆者の子どもが通っている幼稚園でも共働きの人が多く、毎日多くの子どもたちが預かり保育を利用しています。しかし、パートや時短勤務など柔軟な働き方の人がほとんどで夫婦共にフルタイムという家庭は珍しいようです。
実際幼稚園に通ってみると、平日に親子参加の行事があったり、行事の準備や代休などで休みになることが多かったり、預かり保育が実施されない日もあり、想定以上に休みを取ることが増えました。
園にもよりますが、両親など身近な人のサポートを受けられる人やフルタイムでも自由に休みを取得できる環境がある人、テレワークなどが活用できる人以外はフルタイム共働きでの幼稚園利用は厳しい部分があるのではないでしょうか。
筆者は小規模保育園の受け入れ先として幼稚園が指定されており、預かり保育が充実しているからフルタイムの共働きでも大丈夫と聞いたことから子どもの就園先として幼稚園を選択しました。しかし、想定以上に休みが多く、預かり保育の費用も含めると月3万円以上の費用がかかるとは驚きました。
筆者の子どもは幼稚園が大好きですし、毎日楽しく通っています。先生方にも本当にお世話になっているので幼稚園を選択したことを全く後悔していませんが、やはりフルタイム共働きで子どもを幼稚園に通わせることは想像以上に大変なことだと感じました。
こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化
こども家庭庁 幼稚園の預かり保育
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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