会社からの帰り道でついアイスを買ってしまいます。夫に「1個200円でも月にすると高いよ」と言われましたが、一般家庭ではどれくらい消費しているのでしょうか?

会社からの帰り道でついアイスを買ってしまいます。夫に「1個200円でも月にすると高いよ」と言われましたが、一般家庭ではどれくらい消費しているのでしょうか?

5月19日(火) 9:10

仕事帰りのアイスが習慣になっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし1個200円でも回数が増えると、家計では意外と大きな金額になります。では、一般家庭ではアイスにどれくらいお金を使っているのでしょうか。 この記事では、家計調査のデータをもとに、毎日のアイス代がどれくらいの負担になるのか、無理なく楽しむにはどうすればよいのかを解説します。

一般家庭のアイス支出は年間約1万3000円

総務省統計局の家計調査によると、2025年の二人以上世帯におけるアイスクリームの年間支出額は、1世帯あたり1万3044円です。月平均にすると、約1087円です。
 
この金額だけを見ると、「思ったより少ない」と感じる人もいるかもしれません。ただし、これはあくまで世帯全体の平均です。家族でスーパーの箱入りアイスを買う家庭もあれば、コンビニで1個ずつ買う家庭もあります。毎日買う人と、夏だけ買う人も一緒にした平均なので、実際の使い方によって差は大きくなります。
 
特にアイスは、暑い時期に支出が増えやすい商品です。同じデータでは、2025年6月から8月の支出額は5183円でした。年間支出のうち、夏の3ヶ月だけで約4割を使っている計算です。暑い季節に「つい買う」が重なると、平均よりかなり高くなることがあります。
 

1個200円を毎日買うと月6000円になる

1個200円のアイスを毎日買うと、30日で6000円になります。平日の会社帰りだけでも、月20日買えば4000円です。
 
年間で見ると、毎日なら7万2000円、平日だけでも4万8000円です。一般家庭の平均支出額である年間1万3044円と比べると、かなり高い水準になります。もちろん、自分のお小遣いの範囲で楽しんでいるなら、すぐに悪いとはいえません。
 
ただし、「なんとなく毎日買っている」場合は注意が必要です。小さな支出は、1回ごとの負担が軽いため、家計管理では見落としやすくなります。コーヒー、ペットボトル飲料、コンビニスイーツなども同じです。1回200円でも、習慣になると固定費に近い支出になります。
 
たとえば月6000円あれば、家族の外食1回分、日用品のまとめ買い、通信費の一部に回せることもあります。アイスをやめるかどうかより、毎月いくら使っているかを見えるようにすることが大切です。
 

コンビニで毎回買うよりまとめ買いのほうが節約しやすい

アイスを楽しみながら節約したいなら、買い方を変えるのが効果的です。コンビニで1個ずつ買うと、手軽な分だけ単価が高くなりやすいです。一方、スーパーやドラッグストアで箱入りアイスやセール品を買えば、1個あたりの金額を抑えられることがあります。
 
たとえば、6本入りの箱アイスを400円で買えば、1本あたり約67円です。コンビニで200円のアイスを買う場合と比べると、1回あたり約130円以上の差になります。週5回食べるなら、1週間で約650円、1ヶ月で2600円前後の差になることもあります。
 
ただし、まとめ買いには注意点もあります。冷凍庫にあると、つい食べる回数が増える人もいるからです。安く買っても、食べる量が増えれば節約にはなりません。家に置く場合は、「1日1個まで」「夕食後だけ」「家族で週末に食べる」など、ゆるいルールを決めておくとよいでしょう。
 
また、帰り道のコンビニに寄ること自体が習慣になっている場合は、寄る回数を減らす工夫も有効です。たとえば、週5回のうち2回だけ買う、暑い日だけ買う、金曜日のごほうびにするなどです。完全にやめるより、回数を決めるほうが続けやすくなります。
 

まとめ

一般家庭のアイスクリーム支出は、2025年の二人以上世帯で年間1万3044円です。月平均では約1087円なので、1個200円のアイスを毎日買って月6000円になる場合は、平均よりかなり多めの支出といえます。
 
ただし、アイスは単なる無駄遣いとは限りません。仕事帰りの楽しみや、気分転換になるなら、生活の満足度を上げる支出でもあります。大切なのは、無意識に毎日買うのではなく、自分で納得して使うことです。
 
まずは1ヶ月だけ、アイスに使った金額をメモしてみましょう。レシートを残すだけでも構いません。金額を見て「思ったより高い」と感じたら、コンビニで買う回数を減らしたり、スーパーの箱アイスに変えたりするとよいでしょう。
 
夫婦で話すときも、「買うのをやめる」「やめない」と対立するより、「月いくらまでなら気持ちよく使えるか」を決めるほうが前向きです。たとえば、月2000円までをアイス代にするなど、予算を決めれば罪悪感なく楽しめます。小さな楽しみを残しながら買い方を整えれば、家計にも気持ちにも無理のない節約ができます。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
総務省統計局 家計調査 家計収支編 <品目分類>1世帯当たり1か月間の支出金額,購入数量及び平均価格 4-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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