「ライフ・オブ・パイトラと漂流した227日」のアン・リー監督が、新作映画「Gold Mountain(原題)」を北カリフォルニアで撮影中だと、米デッドラインが報じている。アメリカのゴールドラッシュ末期を生きる中国系移民の子どもたちを描く作品だ。
原作は、中国系米国人作家のC・パム・チャン(C. Pam Zhang)が2020年に発表したデビュー小説「How Much of These Hills Is Gold」だ。英国の権威ある文学賞ブッカー賞では一次候補(ロングリスト)に選ばれ、バラク・オバマ前大統領が同年のお気に入りの一冊にあげるなど、英語圏文学界で広く評価された話題作だった。脚本は、ピュリツァー賞のファイナリストに選ばれた韓国系米国人作家チャンレ・リー(Chang-rae Lee)が手がけている。
キャストには「猿の惑星キングダム」のオーウェン・ティーグ、Netflixドラマ「三体」でイエ・ウェンジエの若年期を演じたZine Tseng、Chedi Chang、Sophia Xu、yaoの5人が顔を揃える。
リー監督は、「ブロークバック・マウンテン」(05)と「ライフ・オブ・パイ」(12)でアカデミー賞監督賞を2度受賞している巨匠だ。直近の長編は2019年の「ジェミニマン」で、それ以来約7年ぶりのドラマ作品となる。台湾出身のリー監督が、アメリカ西部開拓時代の中国系移民を主人公に据えた点も注目だ。
製作は「裏切りのサーカス」のインク・ファクトリー、「エターナル・サンシャイン」のライクリー・ストーリー、フィフス・シーズンの3社が手を組む。国際セールスはフィルムネイションが担当しており、公開時期はまだ発表されていない。
【作品情報】
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ライフ・オブ・パイトラと漂流した227日
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Photo by Amanda Edwards/Getty Image