川村真司が原案・脚本・監督を務めるストップモーション時代劇「HIDARI」が、世界のストップモーション界で高く評価される2つのスタジオ、ドワーフスタジオとTECARATと共同で開発中だ。同作は、現在開催中の第79回 カンヌ国際映画祭の「Annecy Animation Showcase」において長編映画化に向けたプレゼンテーションを実施し、劇中の主演声優にはキアヌ・リーブスを迎えることを発表した。
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【フォトギャラリー】「HIDARI」場面写真
本作は、江戸時代に活躍したとされる伝説的な彫刻職人・左甚五郎の物語を、人形を用いて描くストップモーション作品。陰謀に巻き込まれ、師匠と愛する⼥性、そして⾃らの右腕を奪われた名工・甚五郎の復讐譚を、実在した歴史上の事件や⼈物を織り交ぜ描いていく。
主人公・甚五郎が武器を仕込んだカラクリ義手で死闘を繰り広げるパイロット版(https://youtu.be/DpefYPLH67A)は、YouTubeで公開されたのちに490万回再生を記録。約5分という短尺の映像作品ながらSNSや各国のメディアで爆発的な話題を得たほか、パイロットフィルムとしては異例となる世界20以上の映画祭で受賞するなど、すでに海外で注目されている一作だ。
川村と、プロデューサーを務める松本紀子が長編映画化に向けカンヌ国際映画祭で行ったプレゼンでは甚五郎役の声優を「マトリックス」、「ジョン・ウィック」のキアヌ・リーブスが担うことを発表。全てを失い復讐に生きる甚五郎の執念や葛藤と悲哀を声で表現する。決定にあたり、リーブスよりコメントも到着している。
▼コメント全文
【キアヌ・リーブス(左甚五郎役)】
『HIDARI』のパイロットフィルムを初めて観て、本当にビックリしました。チームが生み出した映像は素晴らしく、脚本を読んで、この作品は唯一無二の映画になると確信しました。観客としてもぜひこの映画を観たいし、自分もその一部になりたいと思ったんです。『HIDARI』には、世界中の観客の心を動かす、特別な力があると信じています。
【川村真司(原案/脚本/監督)】
HIDARIのパイロットフィルムや脚本を作っている時、参考にした映画のひとつは「John Wick」でしたし、映画化する際に誰を起用したいかという勝手なドリームリストを作った時、一番最初に書いた名前がキアヌ・リーブスでした。まさか本当にその人に参加してもらえるとは夢にも思いませんでした。今でもまだ信じられない気持ちで一杯です。でも、こんな名優に参加してもらえるのであれば、彼の力も借りながら必ず面白い作品にできるようチーム一同励んでいきたいと思います。
【松本紀子(プロデューサー)】
キアヌが参加してくれたことで、私たちの甚五郎は、いよいよ「声」を手に入れました。それだけでなく、川村監督とも活発なクリエイティブなやり取りをしてくださっていることに、本当に信じられない、ワクワクした気持ちでいます!映画業界的にはインディーズな私たちではありますが、日本だけではない広い可能性の中で制作することを目指し、「一緒にいて欲しい仲間」を集めながら、少しずつ、しかし力強く、更に前進していきたいと思います!
【作品情報】
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ジョン・ウィック
©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT