原菜乃華と作間龍斗(ACEes)が、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の原作者としても知られる汐見夏衛氏の人気小説を実写映画化する「ないものねだりの君に光の花束を」に主演することが決定した。
原作は、ベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)など、10代を中心に絶大な人気を誇る小説家・汐見氏の同名小説(角川文庫/KADOKAWA刊)。すべてにおいて普通で個性がないことがコンプレックスの高校生・影子。同じクラスの真昼は、大人気アイドルグループのメンバーで、学校でも人気者。すべてにおいて特別だった。別世界の遠い存在だと引け目を感じていた影子だったが、真昼と一緒に図書委員を担当することになり、彼が誰にも打ち明けてこなかった“壮絶な過去”を知ることになる。
個性がなく《普通》である自分に嫌気が差している高校生・影子を演じたのは、アニメーション映画「すずめの戸締まり」で主人公の声優に抜てきされ、NHK連続ドラマ小説「あんぱん」への出演でブレイクを果たした原。ドラマ「ちはやふる-めぐり-」「るなしい」、映画「見える子ちゃん」「ババンババンバンバンパイア」「【推しの子】」などにも出演し、凛とした佇まいと確かな演技で幅広い世代から支持される若手実力派俳優だ。
人気急上昇のアイドル・作間は、勉強も性格も完璧の誰もが羨む《特別》な存在・真昼(まひる)役。これまで映画「山田くんとLv999の恋をする」で映画初主演、大河ドラマ「どうする家康」では豊臣秀頼役を演じ鮮烈な印象を残し、その後もドラマ「ながたんと青といちかの料理帖2」、「月夜行路 答えは名作の中に」など俳優としても躍進し続けている。
メガホンを取るのは、「blue」「僕は妹に恋をする」「海を感じる時」など、若者の揺れ動く心情や輝きを描くことに定評のある安藤尋。青春期の主人公たちの等身大の悩みや葛藤を深く描き、今を生きる若者たちへ向けた人間ドラマへと昇華させている。
「ないものねだりの君に光の花束を」は、2026年秋公開。コメントは以下の通り。
【原菜乃華】
足りないものを補い合うように出会った二人が、寄り添い、時にぶつかりながらも、相手と自分自身を受け入れていく姿に心動かされました。
互いが互いの支えであり、替えのきかない、かけがえのない存在であるその関係性は、「恋」よりももっと深く強い絆で結ばれた特別なものなんだと思います。
人の気持ちはどこまでいっても分からないけれど、それでも分かりたいと努力し続けること。その積み重ねが、誰かを想うことの本質なのかもしれないと、この作品を通して改めて教えてもらいました。
ぜひ劇場で受け取っていただけたら嬉しいです。
【作間龍斗(ACEes)】
鈴木真昼役を演じました、ACEesの作間龍斗です。
本業はアイドルですが、映像作品の中でアイドルを演じるのは今回が初めてでした。
13年ほどこの業界に携わってきましたが、これまでに感じたことのないものを経験しました。
演じながらも、「真昼くん頑張れ」と何度も心の中で唱えてました。
今、あなたが話しているその人が、もしかしたら大きな闇を抱えているかもしれない。
この作品に携わる中で、大切な人の背中を微力でも押せる存在でありたいと、改めて強く感じました。
生きているだけで様々なことに直面する世の中ですが、そんな中でも日々を懸命に過ごしている方々に、この作品を通して光を届けられたら嬉しいです。
ぜひ、公開をお楽しみに。
【汐見夏衛】
このたび『ないものねだりの君に光の花束を』の映画化が決定いたしました。ひとえに読者の皆様の応援のおかげに他なりません。本当にありがとうございます。
本作は私にとって思い入れの深い物語で、今でも時おり影子と真昼のことを思い出しては、元気にやっているかなあ、幸せになってほしいなあと、祈るような気持ちで思いを馳せたりしています。
そんな大事な作品を、素晴らしいキャストとスタッフの皆様によって、心を込めて丁寧に映像化していただけて、とても光栄で嬉しく思います。
撮影現場で拝見した、愛らしい声で毒づく原さんと、静かな声で皮肉に笑う作間さんは、まさに影子と真昼そのものでした。
皆様にも映画の完成を楽しみに待っていただけましたら幸いです。
【安藤尋】
本作を撮影しているあいだ演出面で特に考えていたのは、原菜乃華さん演じる影子と作間龍斗さん演じる真昼の二人の距離感でした。それは何故かと言いますと、二人の関係がこれまでの映画のなかでもとても稀有なものだったからです。そして、その「稀有な関係」を原さんと作間さんは、実に繊細にそして感情豊かに演じて下さいました。高校生の二人が互いを思いやり、支え合い、山のなかを一歩ずつ歩いてゆく姿は、(監督の自分が言うのもなんですが)とてもいとおしく、切なく、かけがえのない二人が確かにそこにはいました。
影子と真昼はもともと自分に「あるもの」のつまらなさや残酷さにとらわれています。そして、自分に「ないもの」を持っている相手をうらやんでしまいます。そんな二人が稀有で、かけがえのない二人となってゆく過程を、みなさんにも見守って頂けたらと思っています。
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(C)2026『ないものねだりの君に光の花束を』製作委員会