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山田杏奈が主演を務める映画『NEW GROUP』の完成披露上映会が5月16日、グランドシネマサンシャイン池袋にて開催された。イベントには共演の青木柚、主題歌を担当した藤原さくら、下津優太監督、そして特別協力の日本体育大学・体操部が登壇。本作はすでに第29回ファンタジア国際映画祭などで審査員特別賞を受賞しており、20を超える海外映画祭でも熱い支持を集めている。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
商業映画監督デビュー作『みなに幸あれ』がスマッシュヒットを記録した下津優太監督の劇場公開二作目となる映画『NEW GROUP』が、6月12日に全国公開される。本作は組体操という「集団行動」における人間の行動心理の根底を、コミカルかつシリアスに炙り出すSFサイコエンタテインメントだ。
満員御礼で実施されたこの日、完成した本作について山田杏奈は“この映画に会えたのは唯一無二の機会”とした上で、“下津さんに現場で全貌をご説明いただきながら撮影してはいたんですけど、それ以上のものができたと思って。すごく圧倒されました。パワフルな映画で、言葉で説明するよりも、観終わった後の気持ちがすべて。とにかく観てください!”と大絶賛。青木柚も“世界中で観ても、こんな映画は一生、生み出されないだろうという映画。日本独特のものでもあるし、凄い作品に参加させてもらったなという気持ちです”と太鼓判を押した。
オファー快諾の理由について山田杏奈は“脚本には組体操が襲ってくると書いてあって……。(笑) まったく想像はつかなかったけれど、下津さんがこの組体操を撮ったらどうなるのだろう?と凄く楽しみで、その世界の中に飛び込ませていただきました”と、奇妙奇天烈な世界観にゾッコンの様子。青木柚は“組体操が襲ってきた時の僕のセリフに『こっちも組体操で対抗だ!』というのがあって……。これどうやって言うんだろうみたいな。家で反芻しても口に出したりするのも恥ずかしくて”と笑いつつ、“怖いもの観たさと楽しみな気持ちプラス、同い年の山田さんと初めてご一緒させてもらうので、山田さんとだったら楽しく乗り越えて、あのセリフも言えそうだと思った”と、主演の山田杏奈への信頼を口にした。そんな頼もしい2人について下津優太監督は“とても過酷な撮影でしたが、2人に決まった時は『もう勝ちだな』と思った”とベストキャスティングに胸を張った。
組体操とバトルするという前代未聞の撮影について山田杏奈は“経験したことないことばかり”と笑いつつ、“アクション的要素……まあ組体操なんですけど、下津さんの頭の中にある映像ってみんなで近づこうと力を合わせるような現場でした”と回想。青木柚は“組体操の襲撃について理解していく中で、現場に呼ばれた時に山田さんがベンチコートを脱いで立ち向かうように行く姿が印象的でした”と座長の背中をリスペクトしていた。
組体操集団の恐怖は、日本体育大学・体操部の学生たちによる実演で生み出された。山田杏奈は“実際に日本体育大学のみなさんがやってくださるのを目の当たりにすると、もう異様な光景過ぎて……。本当に恐怖もあって、そんな気持ちになる自分への驚きもありました”と戦々恐々。青木柚も“生徒さんたちが僕ら以上に込み込みが早くて、全員が一つの生き物みたいに襲ってくる感じが素晴らしくて感動しました”と目が点に。下津優太監督は“日本体育大学の方々がいなければ成立しなかった映画です”と感謝を述べた。
下津監督の依頼で合唱曲の主題歌「new world」を提供した藤原さくらは“今までで作るのが1番難しかった”と笑いつつ、“この映画の最後に流れる曲というのは、どのような始まりが良いのか悩んだけど、すごく大好きな作品なので映画を何度も観て楽しみながら作りました”と手応え。下津優太監督は“何を見せられたのだろうか?とポカーンとした後に流れてくるので、素晴らしい受け皿的主題歌を作っていただけた”と大満足で、山田杏奈も“藤原さんの曲で私が頑張ったのは報われたと思った”、青木柚も“聴くと撮影をした学校を思い出す”とすっかりお気に入りだった。
本作は第29回ファンタジア国際映画祭と第29回プチョンファンタスティック国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、そのほか20を超える海外映画祭でも熱い支持を集めている。下津優太監督は“反応はめちゃくちゃ良くて、シッチェス・カタロニア国際映画祭では舞台挨拶で『ポー!』のコール&レスポンスがありました”と嬉しそう。下津監督といえば、ハリウッドのプロダクション兼マネジメント会社Kaplan Perrone Entertainmentとマネジメント契約を締結したばかり。“清水崇監督や中田秀夫監督のように、ハリウッドでワンチャンなんかありそうなので、ぜひその3人目としてかましてやろうと思っております!”と宣言した。
そんな中、本作の撮影にも協力した日本体育大学・体操部14名が、劇中と同様に一糸乱れぬ奇抜な組体操集団として舞台挨拶に乱入。登場するやいなや、組体操の「ピッピッ!」という笛の号令に、客席からも自然と手拍子が巻き起こった。登壇者がトークをくり広げるステージの横で、笛の合図とともにサボテン、扇などのさまざまな組体操を黙々と披露。本編顔負けの前代未聞でシュールな状況に山田杏奈は“初めての舞台挨拶……”、青木柚は“これどういう状況!?”などと驚きながらも、彼らの見事な演目を楽しみ、学生時代の組体操トークに花を咲かせた。
山田杏奈コメント
山田杏奈:
この『NEW GROUP』という映画に出会えたこと、本当に唯一無二な機会だと思いますし、みなさんに観ていただく体験としても唯一無二なものになると自信を持っています。
<映画『NEW GROUP』完成披露上映会>
開催日:5月16日(土)18:50〜19:25
会場:グランドシネマサンシャイン池袋 スクリーン3
登壇者:山田杏奈、青木柚、藤原さくら、下津優太監督、日本体育大学・体操部
映画『NEW GROUP』
6月12日(金)全国公開
原案・監督:下津優太
脚本:下津優太、佐原百子
出演:山田杏奈、青木柚、駒井蓮、木下暖日、佐々木ありさ、ロジャース歌乃、細井じゅん、松本亮、足立智充、坂倉なつこ、清水崇、前野朋哉、ピエール瀧
主題歌:藤原さくら「new world」Tiny Jungle Records
特別協力:日本体育大学
配給:KADOKAWA
©︎2026映画「NEW GROUP」製作委員会
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