ひろゆきが断言「贅沢を追うのは宗教にすぎない」。年収700万円で幸福が頭打ちになる理由と、1日3時間ゲームする“真の自由”

『人生の正体生きること、死ぬこと』(徳間書店)

ひろゆきが断言「贅沢を追うのは宗教にすぎない」。年収700万円で幸福が頭打ちになる理由と、1日3時間ゲームする“真の自由”

5月17日(日) 15:53

提供:
高級車、ブランド品、豪華な食事――。資本主義社会では、いつの間にか「お金をたくさん使うこと」が幸せであるかのように刷り込まれている。しかし、ひろゆき氏はそれを「一種の宗教にすぎない」と切り捨てる。では、収入や消費では測れない幸福とは何なのか。派手な贅沢に興味を持たないひろゆき氏が語る、素朴で自由な生き方。

※本記事は、ひろゆき著『人生の正体生きること、死ぬこと』(徳間書店)より抜粋、編集したものです。

幸福とは何か?

資本主義社会は、メディアを通じて「お金をたくさん使うこと」=「幸せ」という価値観を刷り込んできた。

新しいクルマを買えば幸せになれる。高級レストランで食事をすれば満足できる。ブランド品を身につければ自信が持てる。

でもそんなものは一種の宗教にすぎない。幻想だ。

ノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマン(1934~2024=イスラエル・米国)らが2010年に発表した研究論文によると、年収7万5000ドル(当時の為替レートで、日本円にして700万円弱)程度で、幸福度は「頭打ち」になるという。

つまり、収入が増えるほど幸せも比例して増える……という単純な話ではない、ということだ。

さらに最近の研究では、幸福度を構成する要素はかなり多岐にわたることもわかってきた。経済的側面だけでなく、感情的側面や時間的側面なども複雑に絡まり合っていて、お金の尺度はあくまでその一部にすぎないのだという。

お金がないせいで日々の暮らしにしんどさを感じている人は、収入が増えれば幸福度は上がりやすい。家賃や食費の心配が減って、生活にゆとりが生まれる。

お金以外のQOL

逆に、もともとお金に不自由していない人はどうか。

焼肉店で「和牛A5ランク」と書かれたメニューをお腹いっぱい食べたとする。これで十分幸せな気分に浸れているのに、最後のとどめとばかりに「特選松阪牛の1日3皿限定シャトーブリアン」を追加注文したところで、幸福度はさして上昇しない。

収入が一定のラインを超えたら、だいたいこれと同じことが起きる。

もちろん、人間の強欲には際限がない。だけど、お金と幸福の相関関係は人によってバラツキもある。幸福度を左右するのはお金の量だけではなく、周囲に信頼できる友人やパートナーがいるかどうかだろう。お金以外のQOL(Quality of Life=生活の質)が肝心なのだ。

素朴な生活がいちばん楽しい

僕は庶民的なイメージが強いらしい。

ひと昔前に目立っていた「ヒルズ族」や「ネオヒルズ族」といった派手にお金を使いたがる人たちとは違い、地味でセコセコした倹約家に見えるということなのだろう。

たしかに、フェラーリやポルシェといった高級車にはまったく興味がないし、ましてやラグジュアリーなクルージングボートなんて一度たりとも欲しいと思ったことがない。

優雅でオシャレなイメージが強いフランスのパリに住んでいるが、家の中で1日3時間ゲームをして、その合間にせっせと映画やアニメを観ることが日々のルーティンである。

別に贅沢を我慢しているわけじゃない。

高級車に乗りたければ、高級車を持っている知り合いに乗せてもらえばいい。クルーザーも同じだ。美味しいお酒や食事も、誘われたときに行けばいい。

そういう意味では、宇宙を旅すること以外に思いつくことはひと通りやった。

そのうえで、いまの生活がいちばん楽しいと思っている。

『ドラゴンクエスト』シリーズのリメイク版を30時間かけてクリアする。話題の新作アニメを観る。そういう大衆的な趣味を満喫できれば、お金を使う必要も暇もないのだ。そしてそんな時間こそが、僕にとっての幸福であり、真の自由なのである。<文/ひろゆき>

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』

【関連記事】
ひろゆき、40〜50代の“老後の孤独”問題に持論「コミュ力より大事なことがある」
ひろゆきが考える定年後「70歳になってもコンビニで働くより、生活コストが低いところに引っ越すほうが現実的」
ひろゆきが断言「ネットの民度が落ちたわけじゃない」。“バカと暇人”ばかりに見えるワケ
ひろゆき「お金の不安はまったくない」。月5万円で暮らせる自分を知れば、“人生攻略”は驚くほど簡単になる
ひろゆき、40〜50代の“コスパ重視しすぎ”問題に持論「削るだけの人生はしんどい」
日刊SPA!

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ