由美さんは、夫の聖也さんと1歳半になる娘・こころちゃんとの3人暮らし。現在、第二子を妊娠中です。夫も育児には積極的に参加してくれますが、由美さんからすると物足りないと思うこともあり、夫のやり方に意見してしまうことも……。すると、夫はあからさまに不機嫌になってしまうのです。
由美さんが、夫と娘との3人で出かけていたとき、娘が道で転んでしまいました。
駆け寄った夫は、素早く除菌シートを取り出して娘の顔を拭こうとし、絆創膏を取り出していたのですが……。
「アルコールシートで顔を拭くのはやめてって言ったと思うんだけど……」
「それに、その絆創膏は3歳からって書いてあるよ」由美さんに悪気はありませんでしたが、どうやら由美さんがかけた言葉は、子育てを通して「気配りレベルがどんどん上がっている」と自負していた夫のプライドを傷つけてしまったようです。
否定したいわけではなくて







由美さんの指摘に対して、夫は
「年齢制限はなんて余裕を持たせて書いているだけ」と言いますが、わざわざ箱に2歳以下は不可と書いているのは、使わないほうがいい理由がきちんとあるからではないか? と、由美さんは夫の言い分に共感できません。
「普通の絆創膏もあるんだし、余計なリスクを負わせる必要ないと思うよ」由美さんがそう言うと、夫はまた不機嫌モードに突入。
「まずはしてもらったことに感謝だろ! 否定否定でやる気なくすわ」夫の言葉を受けて、由美さんは否定するつもりで言ったわけではなく、あくまでも娘のことを軸に考えて伝えているのだと説明しましたが……。
「いやいや、それは無理あるって。俺は先帰るわ」夫は冷たくそう言い放ち、本当に二人を置いて帰ってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
よかれと思ってしたことを指摘されると、まるで全否定されたように感じてしまう……そんな経験に共感する方も多いのではないでしょうか。指摘される側も、相手がどう受け取るかわからない中で意見を伝えるのは難しいものですね。
今回の衝突は、お互いに娘を思う気持ちから生まれたものですが、それを目の前で見ていた娘は、大好きなパパとママの言い争いに心を痛めているかもしれません。子どもは大人が思う以上に空気を敏感に感じ取ります。夫婦での話し合いは大切にしつつも、子どもの前ではできるだけ穏やかな雰囲気を保ちたいですね。
そして、年齢制限や注意書きは、安全に使うための大切な目安のため、子どものけがに対応するときは、商品の対象年齢や使用方法を確認してきちんと守ることが大切です。
監修:松井潔(医師)
次の話を読む → 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
著者:マンガ家・イラストレーター ミント
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