終戦ドラマ「笹まくら」森山未來主演で制作開始川栄李奈、青木柚、堀田真由共演で丸谷才一の名作の初映像化に挑む

終戦ドラマ「笹まくら」森山未來主演で制作開始川栄李奈、青木柚、堀田真由共演で丸谷才一の名作の初映像化に挑む

5月16日(土) 10:00

提供:
NHK特集ドラマ「笹まくら」の制作が決定し、主演を森山未來が務めることがわかった。川栄李奈、青木柚、堀田真由が共演する。

戦時下の日本。それは、徴兵忌避が国家への裏切りとされた時代。一人の青年が、この反逆行為に踏み切った。想像を絶する孤独と危険。彼はただ生き延びるために息を潜め、やがて終戦の日を迎える。だが、物語はそこで終わらない。二十年後。平穏を手にしたはずの彼の前に、再び立ちはだかるのは、別の形をした“同調圧力”だった。戦争が終わり、時代が変わっても、人は本当に自由になれるのか――。

原作は丸谷才一氏の「笹まくら」(1966年)。同作を気鋭の劇作家・秋之桜子が脚色し、映画「バカ塗りの娘」で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した鶴岡慧子が演出を務める。

森山は主人公・浜田庄吉役。その妻を川栄、戦時中の浜田を青木、彼の逃避行を献身的に支えた恋人を堀田が演じる。

「笹まくら」は、2026年夏にNHK BSP4K・NHK BSで放送。あらすじ、キャストのコメントは以下の通り。

【森山未來】

「国家というものの目的は、戦争以外にない」

太平洋戦争の最中、その国家と戦争に抗うように徴兵を忌避(兵役逃れ)した人間は英雄などではなく、盗みや殺人よりも重大な犯罪者でした。非国民のレッテルを貼られながらも命を賭して国家権力から逃げ回った人、そして、命を賭して国家権力に従わざるを得なかった人。いずれの形で戦争を生き延びたとしても、そこには本当の意味での自由や平穏などなく、国家権力に振り回された挙句に心身に残った傷跡が虚しく疼きつづけたのではないかと想像させられます。

作中で吐き出される冒頭の台詞は、長い戦後、あるいは戦前かもしれない2026年の夏に、どのように響くのでしょうか。

【川栄李奈】

浜田庄吉の妻、陽子を演じさせていただきます。

命や心を犠牲にしながら葛藤し生きた庄吉を支える、明るく一生懸命な陽子ですが、物語が進むにつれ抱えているものが明らかになります。

森山未來さんとは本格的にお芝居をさせていただくのが初めてで、非常に嬉しく思います。

現場での自然体で丁寧な姿を近くで勉強させてもらいながら、キャストスタッフのみなさんとより良い作品を作っていけたらと思います。
どの時代にも共通する、自由とは何なのか、どう生きるのが正解なのか。この問いを一緒に考えていただけたら嬉しいです。

【青木柚】

浜田庄吉役を演じます、青木柚です。徴兵忌避をした青年は、自分が想像してもしきれないほどの重力を感じながら日々を送っていたのではないかと感じています。

令和を生きる自分ですが、決して他人事ではなく、今を重ねながら脚本、原作を読み進めました。自分が同じ時代、環境に置かれた時に、“選択する”という事を選べるのだろうか。そんな事を延々と頭と心で考えています。自分にとっても、さまざまな事を見つめ直す撮影期間になると思いますし、浜田が生きた時代からしか感じ取れない夏の空気を大事に汲み取りたいです。

森山未來さんと、浜田という一人の人生を、瞬間の連続を生きていければなと思っております。

【堀田真由】

結城阿貴子役を演じます。浜田と行動を共にする、逞しい女性です。

生きることと死ぬことが常に隣り合わせにあるその時、人は何を選び、何を守るのか。

当時を生きていない私たちだからこそ、その時間と今を繋ぐ意味を深く考える作品だと感じます。

戦後81年が経つ今、戦争の悲劇や理不尽さを風化させないことはもちろん、今も世界で起こっている争いに目を向けながら、登場人物たちの生き方や選択をしっかり胸に刻み演じたいと思っています。

鶴岡監督のもと再びお芝居ができること、とても嬉しく思います。

心を込めて、この作品の世界を丁寧に紡いでいきます。

【作品情報】
バカ塗りの娘

【関連記事】
心に焼き付いた、後世に伝えたい「戦争を描いた映画」
後世に伝えたい戦争を描いたアニメ映画10作【あらすじ&見どころまとめ】
アカデミー賞受賞子どもたちに戦争参加を使命として教え込み、訓練する――ロシア愛国教育の全貌を暴くドキュメント今秋公開
映画.com

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ