中村倫也「君のクイズ」初日に魔法を披露!? 真剣勝負のクイズで圧巻の“ゼロ文字解答”

中村倫也「君のクイズ」初日に魔法を披露!? 真剣勝負のクイズで圧巻の“ゼロ文字解答”

5月16日(土) 8:00

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映画「君のクイズ」が5月15日に公開を迎え、中村倫也、神木隆之介、森川葵、坂東工、吉野耕平監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。

「ゲームの王国」で第31回山本周五郎賞、「地図と拳」で第168回直木賞を受賞した作家・小川哲の同名小説を映画化した本作。賞金1000万円を賭けた生放送のクイズ番組で、出場者の本庄絆が問題を1文字も聞かずに正解を言い当て、優勝するという事件が勃発。やらせなのか、トリックなのか、その謎が解き明かされる。

舞台挨拶の冒頭の司会には、劇中のクイズ番組のMCを務めた坂東が登場。渋い声と巧みな話術で会場を盛り上げつつ、キャスト陣を呼び込む。本作を「20年の俳優人生の集大成」と語っていた中村は、公開初日を迎えた心境を「不安はひとつもなく、楽しみで仕方なかったです」と晴れやかな笑顔を浮かべて語り「朝からたくさんの方に見ていただき、高評価をいただいているという声が耳に入っております」と手応えを口にする。

神木も手応えを問われると「抜群でございます!」と即答し「この作品のお話をいただいた時、主演が中村倫也と聞いて、『絶対に参加させていただきたい』とこの映画に挑みました」と中村への絶対的な信頼を口にする。中村はそんな神木の存在について「隣にいてくれて楽ですし、すごく刺激的な存在です」と語り、そんな2人の仲良さげな様子に盛り上がる会場を見やり「結局、俺らがイチャイチャして終わるんだよ(笑)」と語り、客席は笑いに包まれる。

そして、この日の舞台挨拶にも、これまでの本作のプロモーションイベントで使用されてきたおなじみの赤いランプの早押しボタンが登場。あるクイズが登壇陣に向けて出題されることになっていたが、MCはこのクイズについて「真剣勝負でお願いします」と登壇陣に通告。これに対し中村は、劇中で神木演じる本庄が行なった、問題文が一文字も読まれない内にボタンを押し、回答するという“ゼロ文字解答”を敢行してみせた。MCが問題を読み始めると同時にボタンを押し、「決めてやるよ!」とクールに言い放ち「答えは…ムロツヨシ!」と解答する。すると、正解のチャイムが鳴り響き、中村の圧巻のゼロ文字解答に会場は拍手と歓声に包まれた。

ちなみに、気になる問題は、会場に流される編集された“声”の主が誰かを当てるというもので、答えは中村の解答通り、この日は仕事の都合で欠席となったムロツヨシのもの。中村は自身の解答について「半ば願望もありました。この場にあの人がいないのが寂しいじゃないですか。だから、この公開初日に何かしてくれるんじゃないかな?何かあるだろうと思って『ムロツヨシ』と答えました」と推理のプロセスを明かした。なお、ムロは登壇陣と観客のために6分以上にわたるビデオメッセージを寄せた。

また、映画にちなんで、これまでの人生の選択による「正解・不正解」を答えるトークでは、神木は以前、海外の大学に留学する可能性があったことを明かしつつ、自らの選択で日本に残る決断をしたと語り「留学しないという選択をしたのは、僕は正解だったのかなと思っています。留学していたら、中村倫也の主演の『君のクイズ』に出られる世界線にいなかったかもしれない」と自身の決断に悔いはないと明かして盛り上げた。

最後に中村は「ちょっと大げさなことを言いますが」と前置きし「人間って誰しも孤独だなって、たまに思うんです」と観客に向けて語りかける。そして「この作品は、なぜ本庄が問題文を1文字も聞かずに正解できたのか? というミステリーを追うエンターテイメント映画ではあるんですが、僕はこの映画を観て、ちょっとした孤独を感じたことがある人にちっちゃな絆創膏を貼ってあげるような映画だと感じました。そんなふうに寄り添う作品になれたら素敵だなと思っています」とこの映画に託した思いを口にし、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

【作品情報】
君のクイズ

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