桜田ひより、木戸大聖が主演を務める映画「モブ子の恋」から、新場面写真が公開された。
本作で描かれるのは、主人公“じゃない”脇役同士のラブストーリー。自分自身を認め、愛を手にするまでのささやかな記録であり、スポットライトの当たらない日々を懸命に生きる全ての人へのエールである。原作は田村茜による同名漫画。「silent」「海のはじまり」など、言葉にならない想いの重なりを丁寧に紡ぐ風間太樹が実写映画化する。出演は桜田、木戸のほか早瀬憩、唐田えりか、草川拓弥、荒木飛羽、古舘寛治ら。
“モブ”とは、群衆、脇役、背景と同化しているキャラクターのこと。田中信子(桜田)はその定義に自分を重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきた。そんな彼女の視線の先に、スーパーで働く入江博基(木戸)が現れる。誰も気づかぬ足元の小さな花を、力いっぱいカートを操って避ける入江の姿。その自然な優しさに触れた信子は、次第に入江に惹かれはじめる。誰かに見つけてもらうのを待つだけではない、新しい人生のあり方を見つけたふたりに待つものとは……。
信子という役について桜田は、「元々原作を拝読していたので、自分が信子を演じると聞いた時に嬉しさもありつつ、原作の中の信子と私自身が演じた信子を組み合わせながら、より良い作品になったらいいなと思いました」と語る。さらに「私もその先を考えてしまうタイプなので、いい未来も良くない未来も頭の中で考えてしまいます。そういう部分は、とても似ているなと思います」と、自身との共通点も明かした。
今回は、そんな信子の“モブ感”が伝わる印象的な場面写真を公開。盛り上がる仲間たちから一歩引いて佇み、会話の中に入ることなく、少し離れた場所からその光景を寂し気に見つめる姿や、本で顔を隠してしまう一方、入江との出会いにより2人の電車のシーンやアルバイト中に子ども話しかける様子からは、控えめながらも彼女なりの精一杯の勇気が感じられる。
「モブ子の恋」は、6月5日からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国公開。
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モブ子の恋
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©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会