私はユイ(36)。バツイチの子ナシです。私は元旦那のことが大好きでしたが、結婚生活は幸せではありませんでした。大事にされなかったからです。けれど、ケイゴは私をすごく大事にしてくれます。人の欲望って尽きることがないんですよね。私の意見をケイゴが聞けば聞くほど、ワガママを受け入れてくれればくれるほど、私はケイゴをコントロールしたくなってしまったのです。コントロールするためにもっとも簡単な方法は、不機嫌になることでした。
私はケイゴと結婚をして愛を感じるようになりました。元旦那では味わえなかった愛です。でも本来私は寂しがり屋。
不機嫌になるとおもしろいまでに私の機嫌をとり、従順になるケイゴ。
私が嫌だなと思うことがあって不機嫌になれば、ケイゴは私が一番望む対応をしてくれます。だから……調子に乗ってしまったのかもしれません。ケイゴは私を愛してくれているから、こんな態度でいても受け入れてくれるだろうと思っていたのです。
その日、ケイゴは私の機嫌をとってくれませんでした。いつもは「私のご飯が食べたいから」って、ごめんね、ごめんねと謝って、飲み会には行かないよと言ってくれるのに……。ため息をつき、諦めてコンビニに行こうとしています。
ケイゴは、私がなにをしても私への気持ちは揺るがないはずでした。不機嫌になれば「ごめんね、ごめんね」と必死に謝って、私が望む対応をしてくれたのです。
けれど、ケイゴの妹のアンナさんに「不機嫌ハラスメントだ」と指摘された後、なにやら考え込んでいる様子でした。そしてはじめて、私が不機嫌になっても機嫌をとってくれなかったのです。
今までの対応とは違うケイゴに不満を感じ、言うことを聞かせるためにヒートアップした私は、離婚を口にしたのです。
原案・ママスタ脚本・物江窓香作画・ちょもす編集・海田あと
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