濱口竜介監督の特集上映、開催決定!珠玉の17作品を一挙上映「どうか、いい出会いがたくさんありますよう」

濱口竜介監督の特集上映、開催決定!珠玉の17作品を一挙上映「どうか、いい出会いがたくさんありますよう」

5月13日(水) 17:00

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濱口竜介監督の最新作「急に具合が悪くなる」の公開を記念した特集上映「濱口竜介監督特集上映《突然、偶然、必然》」の開催が決定。Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、 シモキタ-エキマエ-シネマ K2、神保町シネマリス、京都出町座にて17作品を一挙上映する。あわせて、濱口監督から本特集に寄せたコメントも披露された。

【フォトギャラリー】「濱口竜介監督特集上映《突然、偶然、必然》」上映作品一覧

カンヌ、ベルリン、ベネチアの三大映画祭を制覇し、「ドライブ・マイ・カー」では米アカデミー賞にも輝いた濱口監督。「濱口竜介監督特集上映《突然、偶然、必然》」では、8ミリ青春群像劇「何食わぬ顔」から、ベネチア国際映画祭銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した「悪は存在しない」まで、20年以上におよぶフィルモグラフィから珠玉の17作品を一挙上映する。

濱口監督のコメントと、上映ラインナップは以下の通り。

【濱口竜介】

「映画っつーのは、映画館で見るもんです」

これは今からはや18年前、自作『PASSION』のユーロスペースでの1日限りの上映における舞台挨拶で、出演者の一人、渋川清彦さんが口にした言葉だ。聞いた当時も「そうだそうだ」と思ったものだが、ここまで反芻する言葉になるとは思わなかった。

今年、6/19に予定されている新作の『急に具合が悪くなる』全国公開に合わせて、色々な劇場で、過去作の特集上映を組んでいただけることになった。こんなにありがたいことはない。どの作品もいつか、どこかで、誰かが見たらいい、ぐらいのことしか考えてはいなかったけれど、唯一、できれば映画館で見て欲しいと願っていた。そうでないと自分の映画は、きっとあまり面白くないと思う。

気づけば四半世紀、それなりに闇雲に、言ってみれば愚かに、映画づくりを続けてきた。過去作のどの作品にもどこかしら、新作『急に具合が悪くなる』との類似点を見つけられるだろうけれど、それだけでなく、過去作同士が驚く(呆れる)ほど、似た相貌を示すこともある。それは単純に「ほかに手が思いつかない」という能力の限界を示すものだし、「次こそは、もっとうまくやれるかも知れない」と自分に期待をかけ続けた結果でもある。どの作品づくりも、自分の新たな愚かさを発見する旅だった。そんなものに付き合ってくれた、すべてのキャストとスタッフに、ただただ御礼を申し上げたい。もちろん、こうして映画を上映いただくすべての劇場、そして、そこまで来てくれる観客のあなたにも。本当に、ありがとうございます。

どうか、いい出会いがたくさんありますよう。

濱口竜介

【上映作品】

「何食わぬ顔(long version)」(2002)
「PASSION」(2008)
「永遠に君を愛す」(2009)
「THE DEPTHS」(2010)
「親密さ」(2012)
「なみのおと」(2011)
「なみのこえ 新地町」(2013)
「なみのこえ 気仙沼」(2013)
「うたうひと」(2013)
「不気味なものの肌に触れる」(2013)
「ハッピーアワー」(2015)
「天国はまだ遠い」(2016)
「寝ても覚めても」(2018)
「偶然と想像」(2021)
「ドライブ・マイ・カー」(2021)
「Walden」(2022)
「悪は存在しない」(2023)

【上映劇場】

5月22日(金)~Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
6月5日(金)~シモキタ-エキマエ-シネマ K2、神保町シネマリス、京都出町座

【作品情報】
急に具合が悪くなる

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