「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」の脚本で知られるチャーリー・カウフマンの監督作に、チャニング・テイタムが主演すると、米デッドラインが報じた。「レイター・ザ・ウォー(原題)」と題された作品でテイタムが演じるのは、ヒット作を連発する人気俳優兼監督という役柄だ。自分が手掛ける作品に中身がないことに気づき、芸術的評価を求めてホロコースト映画を撮ることにするというコメディドラマだ。
原作はイドー・ゲフェンの短編集「ジェルサレム・ビーチ(原題)」収録の「デビーズ・ドリーム・ハウス(原題)」で、自分の妻を含む他人のために夢や悪夢を製造する男を主人公にした話。カウフマンの脚色版では、現在の現実、劇中劇、入れ子の夢が交錯する作品になるという。妻キキ役はテッサ・トンプソンが演じる。
スパイク・ジョーンズ監督と組んだ「マルコヴィッチの穴」(1999)や「アダプテーション」(2002)など、カウフマンといえば虚構と現実を入れ子にする語り口で知られる。ミシェル・ゴンドリー監督と組んだ「エターナル・サンシャイン」(2004)で、ゴンドリー監督、ピエール・ビスムートとともにアカデミー賞脚本賞を受賞。監督業に踏み出したのちは「脳内ニューヨーク」(2008)、ストップモーションアニメ「アノマリサ」(2015)、Netflix配信の「もう終わりにしよう。」(2020)と寡作を続け、本作は5年ぶり4作目の監督作、脚本としては通算12本目となる。
主演のテイタムは、サンダンス映画祭で観客賞とドラマ部門グランプリを受賞したベス・デ・アラウーホ監督「ジョセフィン(原題)」、デレク・シアンフランス監督の犯罪劇「ルーフマン(原題)」と、ここ最近は体を張ったコメディから作家性の強い役柄へと軸足を移してきた。
製作はウェイポイント・エンターテイメントで、仏セールス会社ザ・ベテランズがカンヌ国際映画祭でセールスを開始する。撮影は2027年にキプロスで始まる予定だ。
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もう終わりにしよう。
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Photo by Ethan Miller/Getty Images