「魔女の宅急便」あらすじ、声優まとめジブリ初の外部からの持ち込み企画、10億円相当の宣伝展開で大ヒット

2014年に実写映画化もされた児童文学が原作

「魔女の宅急便」あらすじ、声優まとめジブリ初の外部からの持ち込み企画、10億円相当の宣伝展開で大ヒット

5月8日(金) 21:00

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本日5月8日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」にてスタジオジブリの劇場アニメ「魔女の宅急便」が放送されます。

同作は、角野栄子氏による同名児童文学シリーズを宮﨑駿監督が映画化(1989年公開)。13歳の女の子キキが、配達屋の仕事をしながら成長する姿が描かれます。主題歌には、荒井由実(現・松任谷由実)の楽曲「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が起用されました。

「魔女の宅急便」のあらすじ、主な出演声優とあわせて、同作をより楽しむためのトリビアを紹介します。

【あらすじ】
魔女の母コキリと人間の父オキノのもとで天真爛漫に育った13歳の女の子キキは、古くからのしきたりに従い、魔女修行の旅に出る。黒猫のジジとともに海沿いの街コリコにたどりついたキキは、パン屋のおソノに気に入られ、彼女の家の離れに住まわせてもらいながら店の手伝いをすることに。やがて、ほうきで空を飛ぶ力を使って配達屋の仕事を始めたキキは、森の中に暮らす画学生のウルスラや友だちになった少年トンボらと交流しながら、少しずつ成長していく。

【ジブリ初の外部からの持ち込み企画】

「魔女の宅急便」は、スタジオジブリ発の企画ではなく、広告代理店を通しての持ち込み企画でした。持ち込み時は「高畑勲監督作」としての企画でしたが、高畑監督が企画を断り、宮﨑駿監督も当時「となりのトトロ」の制作中だったため、のちに「この世界の片隅に」を手がける片渕須直氏を監督に抜てきして、制作が進められました。脚本の完成後、宮﨑監督が監督することになり、片渕監督は演出補として作品を支えることになりました。

【10億円相当の宣伝展開をして大ヒット】

本作は1989年の公開時、配給収入21.7億円をあげ、その年の邦画でナンバーワンの大ヒットを記録しました。その原動力のひとつは、これまで以上に宣伝に力をいれたことで、公開前にタイアップを含め10億円相当の宣伝展開がなされることが決まりました。
「宅急便」の商標をもつヤマト運輸(現:ヤマトホールディングス)ともタイアップし、「魔女の宅急便」のビジュアルを使用したイメージ広告が展開されました。作品を直接商品のPRには使わず、「企業が作品を応援する」という体裁をとった「魔女の宅急便」のイメージ広告は、現在も続くスタジオジブリのタイアップ広告の基本を形づくることになりました。

参考文献:「スタジオジブリ物語」(鈴木敏夫・責任編集/集英社新書)、「天才の思考高畑勲と宮崎駿」(鈴木敏夫・著/文春新書)

【作品情報】
魔女の宅急便(1989)

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(C) 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N
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