23⼈の⼥優たちが”映画とジェンダー”を語る「美しく、黙りなさい」日本版予告公開

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23⼈の⼥優たちが”映画とジェンダー”を語る「美しく、黙りなさい」日本版予告公開

5月8日(金) 12:00

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「去年マリエンバードで」などで知られる伝説的女優デルフィーヌ・セリッグが唯⼀残した長編監督作の制作50年を記念し、7月24日から劇場公開される「美しく、黙りなさい」(1976)の日本版予告編が公開された。

近年、主演した「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル 1080、コメルス河畔通り 23番地」(1975/シャンタル・アケルマン監督)が世界的に大ヒットし、英国映画協会の2022年度版ランキングで「映画史上ベストワン」も獲得、若い映画ファンにも注目されている伝説的女優デルフィーヌ・セリッグ。アラン・レネ、フランソワ・トリュフォー、ルイス・ブニュエル、マルグリット・デュラス、ウルリケ・オッティンガーらの監督作でも知られる彼女が、監督として残した唯一の長編作品が、ドキュメンタリー映画「美しく、黙りなさい」(1976)だ。撮影対象は、ハリウッドとパリで活躍する23人の女優たち。デルフィーヌは、2つの質問を用意し、女優たちが質問に答え、脱線し、繰り返す。率直に親密に、時にユーモラスに語る姿をとらえた。

ジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーン、ジュリエット・ベルト、アンヌ・ヴィアゼムスキー、マリア・シュナイダーら有名な映画女優から無名の女優まで様々な女優たちが登場する。1975~76年の撮影当時、女優たちがジェンダーについて答えることは、男性中心の映画業界でブラックリストに載りかねないことでもあり、簡単なことではなかった。本作には勇気を持って映画に参加した女優たちの姿が収められている。

予告編は、監督であるデルフィーヌ・セリッグの声で、本編でも何度か繰り返される映画のタイトル「Sois belle et tais-toi !」(ソワ・ベル・エ・テ・トワ/美しくありなさい、そして黙っていなさい)という⾔葉から始まる。⾳楽は、イギリス⼥性参政権運動のときに作られた「The March of theWomen」。今でも⼥性たちのアンセムとなっている楽曲と共に、ハリウッドとパリ、23⼈の⼥優たちが”映画とジェンダー”をユーモアたっぷりに語る。歴史を感じさせながらも、その現代性とメッセージはいっそう輝きを増し、現代のシスターフッドムービーを観たかのように、「50年で変わったこと/変わらなかったこと」を共有しながら語り合える本編への期待が高まる映像となっている。

なお、本作はその修復の主旨から、日本では、配信・テレビ・パッケージ化はなく、劇場上映と自主上映のみに限定されている。7月24日からBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開。

【作品情報】
美しく、黙りなさい

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