AKB48鈴木くるみ「親に言われてやることが多かったんですけど、AKB48だけは自分で『オーディションを受けたい』って言いました」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】

AKB48の鈴木くるみ

AKB48鈴木くるみ「親に言われてやることが多かったんですけど、AKB48だけは自分で『オーディションを受けたい』って言いました」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】

5月7日(木) 11:40

提供:


国民的アイドルグループと呼ばれたAKB48が誕生して20年、現役のメンバーたちは何を思い、どんな活動をしているのか?パーソナルヒストリーを掘り下げる連載「なんで令和にAKB48? Season2」。第10回は2016年12月8日に16期生としてお披露目された鈴木くるみ(すずき・くるみ)。前編ではオーディションの話や、16期生を育てた村山彩希との思い出などを聞かせてもらった。

【AKB48の衣装が好きで早着替えをマネしていました】――最初にAKB48人生でのターニングポイントから聞いています。

鈴木時期というか劇場公演ですね。村山彩希さんに見てもらったり、プロデュースをしてもらって公演の楽しさを知りました。公演は選抜メンバーとか関係なく、みんなが輝ける場所だって気づいて変わった気がします。

――そこなんですね。ではヒストリーをふり返っていきます。子供時代はどんなコでした?

鈴木昔から元気だったと思います。あと気が強かったですね。友達ともケンカしたり。私は覚えてなかったんですけど、久しぶりに友達と会って言われました。

――その当時憧れていたものは?

鈴木AKB48です。幼稚園から小学校に上がるときにはもう好きでした。最初はヘビロテとかポニシュのMVを見たり、お父さんは私がAKB好きって知ってたから、番組を録画してくれたり。

特に衣装が好きだったので、ストローでヘッドセットを作ったり、早着替えの練習をしたりしてました。確か紅白歌合戦で『UZA』をやって、『ギンガムチェック』をやって、『真夏のSounds good !』もやるみたいな。カッコいい衣装から可愛い衣装に替わるのが「すごい!」と思って。私も浴衣を着て、中に服を着て、脱いでいくみたいなマネをしたんです。動画もあるんですけど、私の場合は最終的に下着みたいな。ホームビデオすぎて、どこにも出せないんですけど(笑)。

――小さい頃から芸能をやっていたと聞きました。

鈴木小学校1年生のときにスカウトされたんです。親が「人生経験だし」みたいな感じでやらせてくれて。演技レッスンに通って、ちょこちょこエキストラで出たり、あとNHKの『Eダンスアカデミー』って、EXILEの方が子供にダンスを教える番組に半年ぐらい出たり。

――すごいじゃないですか!

鈴木でも、あまりやる気がなかったので、4年生ぐらいで辞めちゃって。ダンスは楽しかったので、そのあとヒップホップを習ったり。あと親が「受験したら?」って言うので、塾に通ったり。親に言われてやることが多かったんですけど、AKB48だけは唯一自分で「オーディションを受けたい」って言いました。

――なんで受けようって?

鈴木『AKBINGO!』を見てたら「16期生オーディション開催」って出てきたんです。毎週録画して見るぐらい好きだったので、受けたいなって。







――オーディションで覚えてることはありますか?

鈴木歌唱審査で、好きだった島崎遥香さんがセンターの『君は気まぐれ』を歌ったんです。その頃は自分がどの音程で歌ってるかわからないぐらい音痴で、だから家でめちゃくちゃ練習したんです。でもオーディションではサビまで行かずに止められちゃって、これはダメだなと。

――でも受かったわけですよね。質問の受け答えで手応えがあった?

鈴木子役のときにオーディションはいっぱい受けていたから、受かりそうだなとか、わかるんですよ。でもAKB48は自信なかったです。もう空気が怖くて。秋元(康)先生もいらっしゃったし、質問とかも大人の感じなんですよ。

――受けたときはまだ小学生でしたもんね。

鈴木あとSHOWROOM審査もあったんです。よくわからなくて、やらなくてもいいって言われたので、やらなかったんです。でも仮研究生に受かったときに1回だけ配信をして。SHOWROOMって英語が読めず、シャワールームって言っちゃったり(笑)。

――仮研究生だったんですね。

鈴木オーディションの仕組みをわかってなくて、受かったと思ってたんですけど、違いました。そこからセレクションするためのレッスンが始まって。小学校の授業が終わってから参加したり、本当に最後のオーディションは衣装を着て踊るっていう。AKB48の衣装が好きだったから、着れることが嬉しくて。

――早着替えを練習してたぐらいですもんね。今度は手応えありました?

鈴木全力を尽くして、絶対に受かりたいって気持ちはあったけど、落ちたらAKB48向きじゃなかったんだなって。仕方ないよねって話は家族としてました。



――合格はどうやって知ったんですか?

鈴木夜の11時ぐらいなんですけど、たまたまメールを見てたら、合格通知が来ていて叫びました。「受かったよー!」って、家族みんなを起こして。

【前日に「明日の公演出れますか?」って言われて、やったことないポジションを覚えました】――2006年12月8日にお披露目されました。

鈴木1月にはもう16期生単独でコンサートをさせてもらって、2月には小嶋陽菜さんの卒業コンサートがあって。これはすごいことなんだよって、スタッフさんから言われたんですけど、当時はあまり気づかなくて。

――16期生の中で最年少でしたよね。メンバーとはどんな感じだったんですか?

鈴木芸能をやっていたのもあって、礼儀正しくしようって、田口さんとか、山内さんとか、同期をさん付けで呼んでいたんですよ。でもファンの方には距離感があるように見えるから止めようって。けど、敬語はなかなか抜けなかったですね。

――この中でセンターを目指すぞと。

鈴木センターをやりたい気持ちはありましたけど、それよりAKB48に入れたことが嬉しかったですね。この衣装を着れるとか、この曲ができるんだみたいな。

――憧れの島崎さんと会ってどうでした?

鈴木「すごい人だ!」ってなりました。でも16期はほぼ全員AKB48ファンだったので、マネージャーさんから「もうファンじゃないんだよ!」って、厳しく言われてました。だから話しかけるとかもちろんなかったですし、最初は16期でまとまって行動することが多くて、先輩と関わることもあまりなかったです。







――16期といえば、先輩の村山彩希さんが母親みたいな存在でしたよね。

鈴木劇場の使い方から、『レッツゴー研究生!』って公演を作ってくださったり、16期のことを一番気にかけてくれて。めちゃめちゃ頼りにさせてもらった先輩なんですけど、当時は怖かったですね。公演のレッスンで「やる気が足りない!」って、めちゃめちゃ怒られたり。

――村山さんが怒るイメージないです。

鈴木きっと怒りたくなかったと思うんですけど、怒らないと私たちが変わらないという。そのとき担当してくださったマネージャーさんからも「これはヤバいことなんだよ」って。

――何が原因だったんですか?

鈴木新公演の初日が近かったんですけど、ダンスが出れるレベルに達していないコがいて。「これで本当に出れる?」って。大事な初日だから全員出してあげたいけど無理で。何なら初日を遅らせようとしたぐらい。私たちも申し訳なくて、全員泣きながら謝って。

――他の期でそこまで先輩が面倒を見てくれるってなかったですよね。

鈴木彩希さんは毎回のように公演を見に来てくださったんですよ。聞いたら感想を教えてくれて、次の日に意識してやったら、「良くなってたよ」って。目がいっぱいあるんじゃないかってぐらい、みんなのことを見てくれて、それがモチベーションになりました。私のAKB48人生の基盤を作ってくれた人で、本当に感謝しかないです。

――最初に劇場がターニングポイントって言ってたのも、そんな経験があってですね。

鈴木彩希さんが『レッツゴー研究生!』公演を作ってくれたおかげで、公演の楽しさを知りました。本当に公演が好きになって、他のお仕事で疲れていたとしても、公演に出ると楽しくて頑張れちゃうみたいな。

――そういうのもあってか、一昨年と昨年、鈴木さんは公演出演回数が1位でした。

鈴木一昨年は全然狙ってなくて、気づいたら1位になってました。確かにポジションをいっぱい覚えていたので、「自分なんだ」って。去年はファンの方も私に対して公演ってイメージを持ってくれていたので、目標にして頑張りました。スタッフさんにも「いっぱい出たいです」って言ったり。

――ポジションをたくさん覚えるのって大変じゃないですか?

鈴木でも急遽メンバーが出れなくなって、スタッフさんから「明日の公演に出れますか?」って言われて、前日の夜から練習して覚えて出たこともあります。

――すごい!AKB48の場合は、ただ振り付けを覚えるだけじゃなくて、立ち位置も複雑じゃないですか。

鈴木やってみなきゃわかんないかなと思って「出ます」って。フッ軽なんですよ(笑)。チームBのときも、大学にいたら15時ぐらいに電話がかかってきて、「3時間後の公演にユニットの2曲だけ出てくれませんか?」って。授業の合間に動画を見て覚えて、タクシーで劇場に向かって、そこだけ出て帰るとか。

――カッコいい!もう劇場職人ですね。

鈴木急遽っていうのは嫌ですけど、必要とされているのは嬉しいって気持ちもありました。他のメンバーじゃなくて、自分に連絡が来るのはありがたいなって

【連載「なんで令和にAKB48?」は木曜日更新。グラビアに対しての思いや、今のAKB48などを語る後編は5月14日公開!】



●AKB48

2005年(平成17年)12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。

2025年12月4日に21期生がデビュー!

68thシングルが8月19日(水)発売決定!!22期生オーディション開催、応募は5月24日まで!最新情報は公式ホームページをチェック。

●鈴木くるみ(すずき・くるみ)

2004年9月2日生まれ、東京都出身

身長153cm

Nickname=くるるん

公式X【@akb48kururun】

公式Instagram【@kurumi_akb48】

取材・文/関根弘康撮影/篠田直人

【関連記事】
【写真】鈴木くるみのグラビア
■AKB48永野芹佳(せりか)「新公演の初日メンバーに選ばれて、辞めずに続けてよかったなって。報われたなって思いました」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】
■AKB48向井地美音「他のグループと違うことをやり続けたら、また東京ドームに立てるんじゃないかなって思うんです」【連載 なんで令和にAKB48? Season2】
■AKB48田口愛佳&鈴木くるみインタビュー「ファンの皆さんと一緒に、まなくるで週プレさんの表紙を狙います!......裏表紙でもいいです!」(田口)「グラビアを見て興味を持ってくれた方に、AKB48劇場へ来てもらいたい!」(鈴木)
■AKB48の新グラビア女王・鈴木くるみが水着で週プレ再降臨「グラビアでAKB48の代表になりたいです!」
週プレNEWS

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ