【写真】りん(見上愛)の悩める心に寄り添う直美(上坂樹里)
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第28回が5月6日に放送。バーンズ先生(エマ・ハワード)によるコレラ患者の看護を想定した模擬授業が行われ、りん(見上)が看護婦という仕事の真髄に触れる様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■多江の葛藤…軽視される「看護」への情熱
休日、洋髪から日本髪に戻し、多江(生田絵梨花)は実家の医院へ帰省していた。しかし、医師である父は「お前も嫁入り修行に看護を学んでいるからちょうどいいだろう」「跡取り娘だからな。今すぐ養成所を辞めて婿をもらっても構わんのだがな」と、多江の志をあくまで“花嫁修業”の一部としてしか捉えていない。看護と真剣に向き合おうとする多江の心には、暗い影が落ちる。
■「あなたは看護婦になるんですよ」バーンズ先生の言葉にりんの不満が限界に
養成所では、コレラの感染者を看護する模擬授業が行われた。4年前に父をコレラで亡くしたりんは、過去の記憶が溢れ出し、まるで肉親に接するように患者役の背をさすり、至近距離で手厚く看護する。その様子を観察していたバーンズ先生は「家族をコレラで亡くしていますね?」と指摘。
何もできずに父を死なせてしまった悔しさを語るりんに、バーンズ先生は「患者は家族ではありません。あなたは看護婦になるんですよ。恥ずかしい」と痛烈な言葉を投げかける。「目の前に苦しんでいる人がいたら見捨てることはできない」と食い下がるりんに、バーンズ先生は「あなたは今大勢の人を見捨てたのと同じです」と告げる。
理解が追いつかず限界に達したりんは、「何でシーツにこだわるのか、何が看護で何が看護じゃないのか教えてください!」と涙ながらに訴えるが、バーンズ先生は「自分で考えなさい」と一蹴するのだった。
■「りんさんすぐ死んじゃうよ」直美の温かくも鋭い助言がりんの胸に突き刺さる
ショックを受けたりんを元気づけようと、一期生の仲間たちは次々とりんにおすそ分けをする。夜、2人きりになった直美(上坂)は、「自分の親を看病するみたいに看護してたら、りんさん、きっとすぐ死んじゃうよ」と静かに諭す。
もう二度と父を亡くした時のような思いをしたくないと訴えるりんに、「じゃあ環ちゃんにもそう看病してほしい?」という直美の問いかけは、りんの胸に深く刺さる。
■「家族の数百数千倍の人を助ける手」りん、看護婦の真髄を悟る
翌日の模擬授業。りんは前日とは一変し、一定の距離を保ちながら清潔を徹底する看護を見せた。その姿に、バーンズ先生は初めて「これが看護です」と微笑む。
「訓練を受けた看護婦としてまず私自身を感染させないように努めました。私を大事に思う人たちのために」と答えるりんに、バーンズ先生は教えの真髄を説く。「あなたたちの手は家族の数百数千倍の人を助ける手なんです。あなたが看護婦になれば家族を失いあなたと同じ思いをする人を減らすことができます」
その言葉に、りんは涙を浮かべながら、「もしそんなことができんなら、私にとってこれ以上向いてる仕事はないかもしれません」と、看護婦として生きる決意を新たにするのだった。
■SNSではバーンズ先生の「観察力」と愛ある指導に称賛の声
バーンズ先生がりんの過去を言い当てたシーンに対し、SNSでは「さすがの観察力…」「病気だけでなく、その人の内側をよく観察する。それがバーンズ先生の凄さ」と、そのプロフェッショナリズムに驚く声が上がった。
また、自分を守ることが大勢の患者を守ることに繋がることをりんが悟った展開には、「家族のためにも自分の身は自分で守らないといけないんですね」「光が見えたりんちゃんの様子に涙が出た」「厳しさの中に、本当の優しさがある先生」と、感動する視聴者のコメントで溢れている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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