【実話】余命3カ月の妻に「家事は誰がやる?」「家政婦を探せ」→モラハラ夫から逃げる75歳妻の“夜逃げ”【作者に聞く】

死を考えながら荷造りする依頼者/画像提供:宮野シンイチさん

【実話】余命3カ月の妻に「家事は誰がやる?」「家政婦を探せ」→モラハラ夫から逃げる75歳妻の“夜逃げ”【作者に聞く】

5月6日(水) 13:00

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「夜逃げ屋日記」01
【漫画を読む】死を考えながら荷造りする依頼者だが…!?

子どものころから漫画が好きで、ユーモアあふれる作品を手掛ける宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開中の「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を救う実話を基にした人気コミックエッセイだ。今回は同作の第47話を紹介する。
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※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。

■余命3カ月の妻に放たれた、夫の非情な言葉

今回の依頼者は75歳の朝倉ミツコさん。病院で末期がんと診断されて全身に転移しており、完治は難しい状況だという。夫に病気を告白するも、「家事は誰がやるんだよ。早いうちに家政婦を探しておいてくれ」と冷たく突き放されてしまう。

依頼者が高齢であることに驚く宮野。ミツコさんの妹が夜逃げ屋を手配し、妹名義のアパートへ引っ越す手はずとなっていた。ミツコさんは50年、夫は70年以上住む地域は結びつきが強く、よそ者は怪しまれやすい。社長の「素早く終わらせるぞ」という号令のもと、スタッフは迅速に作業を進める。

荷造りの最中、洋服を整理するミツコさんは「冬服…もう着ることないだろうな」とつぶやく。夜逃げ後の新しい人生を思い描く通常の依頼者とは異なり、自らの死を見つめながら荷物をまとめる姿に、宮野はこれまでと違う不思議な感覚を抱くのだった。

■「社長の指示に従うのみ」著者が抱いた違和感と決意

余命3カ月の依頼者を前にした当時の心境について、宮野さんは「普段は本人が夜逃げしたあとの長い人生に焦点を当てるため、今回は明らかに違和感があった」と振り返る。それでも「依頼者さんが自分の最後をどう生きたいか考えた結果だと思うので、『自分は社長の指示に従って動くのみ!』と思った」と語る。


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