【第27回全州国際映画祭】中尾広道監督、渡辺大知主演「道行き」にスペシャルメンション

「道行き」

【第27回全州国際映画祭】中尾広道監督、渡辺大知主演「道行き」にスペシャルメンション

5月5日(火) 21:10

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韓国・全州で開催中の第27回全州国際映画祭の授賞式が5月5日あり、国際コンペティション部門に出品された中尾広道監督、渡辺大知主演「道行き」にスペシャルメンションが贈られた。国際コンペティション部門最高賞はアルゼンチンの「The Night Is Fading Away」(Ezequiel Salinas&Ramiro Sonzini監督)、韓国映画コンペティション部門最高賞は「The Summer That Slipped Away(英題)」(Lee Sun-yeon監督)だった。

本作は、奈良の御所市を舞台に、モノクロームでつづられる豊かな時間を探す旅の物語。大阪から奈良に移住し、購入した古民家の改修工事を進める青年・駒井(渡辺大知)はたびたび様子を見に来る元所有者の老人・梅本(桐竹勘十郎)が語る昔の町や家に流れてきた時間の話に魅せられる――という物語。人形浄瑠璃文楽の国宝・桐竹勘十郎が映画初出演を果たした。

“時間の流れ”をテーマとした本作に、同映画祭は「オンドリ、ネズミ、フクロウ、そしてウサギ。時を刻むのは彼らなのだと、映画が教えてくれることがあります。太陽もそうですが、曇りの日もあります。この映画によって、私たちは自らの歩む時間を、優雅に測り知ることができます」と評している。

中尾監督は2021年に前作「おばけ」に続き、本作が2度目の同映画祭コンペティション部門への出品だった。近年の日本映画では、2025年に蔦哲一朗監督「黒の牛」がNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を、2023年に太田達也監督「石がある」がグランプリを受賞している。

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