内山拓也監督、北村匠海主演「しびれ」が第27回全州国際映画祭でNETPAC賞

「しびれ」ポスター

内山拓也監督、北村匠海主演「しびれ」が第27回全州国際映画祭でNETPAC賞

5月5日(火) 21:45

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韓国・全州で開催中の第27回全州国際映画祭の授賞式が5月5日あり、内山拓也監督作、北村匠海主演「しびれ」が、特別賞のNETPAC賞を受賞した。

NETPAC賞は、アジア映画と映画製作者への理解と評価を促進する世界的組織が主催するNETPACによる賞で、コンペティション部門以外の作品の中で最も優秀なアジア映画に贈られるもの。審査員団は、審査対象地域の新進監督陣による昨今の作品の潮流を分析し、授賞理由を「最も新鮮で大胆な視点に格別の価値を見出した」としている。

本作は、「佐々木、イン、マイマイン」で高い評価を得た内山監督による最新作。内山監督の故郷の新潟を舞台に、母に対する憎しみと愛という相反する感情に揺れる主人公の大地が、居場所とアイデンティティを模索していく様を、内田監督の自伝的作品として描き出す。大地の青年期を北村匠海が演じ、大地の母・亜樹を宮沢りえ、父・大原を永瀬正敏、大地の少年期を榎本司、加藤庵次、穐本陽月の3人が演じた。

この日の上映とQ&A登壇のために全州を訪れた内山監督は、韓国到着後に受賞を知らされたという。「しびれ」上映後のあいさつで、内山監督は「先ほど受賞の知らせを聞いたばかりなので、なかなか言葉になりませんが、アジアで初めての上映で賞を頂けたことが本当に嬉しいですし、アジア映画に与えられる賞に名に恥じないよう、改めて映画制作に向き合っていきたい」とコメントした。「しびれ」は9月25日より日本公開。

▼審査員コメント全文
地域も形式も多岐にわたり、東アジアや東南アジア、さらにはオーストラリアの先住民映画までが含まれた今年のNETPACセレクションだが、最終的にはある共通の視点へと集約された。
失われた母国語、亡き母、変貌する都市、麻痺した感覚、そして揺れ動くアイデンティティ。もはや「自明」ではなくなった身体、言語、家族のあり方の中で、登場人物たちは「自分は何者なのか」という問いを突きつけられている。
NETPACの精神に則り、審査員団は、この潮流の中にいる新進監督たちによる、最も新鮮で大胆な視点に格別の価値を見出した。

【作品情報】
しびれ

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(C)2025「しびれ」製作委員会
映画.com

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