「救急車が呼べるのは人間だけ」→お盆の休診で愛猫が急死…。悲劇から20年、1人の男が挑む命の現場【作者に聞く】

動物の命が目の前で消えかけているのにどうすることもできなかった…

「救急車が呼べるのは人間だけ」→お盆の休診で愛猫が急死…。悲劇から20年、1人の男が挑む命の現場【作者に聞く】

5月4日(月) 21:00

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「俺の目の前で命の火は消させない」。熱い思いを胸に、日夜動物たちの命と向き合う男性獣医師が主人公の物語だ。彼が目指すのはただの獣医ではなく、「Emergency Room(救急室)」と「veterinarian(獣医)」を合わせた“救急救命獣医師”である「ER vet」だ。
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苦しんでいるのに、病院も閉まっていて救急車も呼べない
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鹿島が「ER vet」を志したきっかけは、20年前の夏のつらい思い出だった。生まれたときから一緒だった愛猫が苦しむなか、盆休みで動物病院と連絡が取れない。幼い鹿島は「救急車に電話してよ!」と懇願するが、父親に「救急車が呼べるのは人間だけ」と諭され、愛猫は息を引き取った。その日から鹿島は獣医を目指すようになった。

■動物病院のリアルと主人公の奮闘

本作『ER vet』を描いたのは、「ジャンプルーキー!」にオリジナル漫画を掲載する夏野ばな菜(@NatsunoBanana)さんだ。主人公について「人間の病院と違い、動物病院は土日祝日が休み、夜間診療はしないところがほとんど。そんななか、命の危機に直面した動物たちを救いたいと情熱を燃やす頑張り屋さんです」と語る。

本作は完結の読み切り作品だ。続編の予定については「続きは描きたいのですが、今のところ余裕がないので『なし』と答えておきます」とのこと。

■ラブコメディ漫画の連載など多方面で活躍

夏野ばな菜さんは現在、「ジャンプルーキー!」でリーマンラブコメディ漫画『SSS』を連載している。愉快なサラリーマンたちを描いた『SS』の続編で、現在は登場人物たちが結婚し家族が増えたにぎやかな日常を描いているという。「よければ1度読んでみてくださいね」と呼びかける。

また、企業漫画や子ども向け学習図鑑の挿絵など幅広い仕事を受けており、「新規のお仕事も募集中です!」と意欲的だ。本作で夏野ばな菜さんの作品が気になった人は、ぜひほかの作品もチェックしてほしい。

取材協力:夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

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