【漫画】本編を読む
エッセイ漫画「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」は、ゆっぺ(@yuppe2)さんの祖母・キヨさんの人生をもとに描かれた作品である。終戦記念日にあたり、作品でも触れられている戦時中の体験について話を聞いた。
■「勝っている」と信じていた子どもたち
当時、学校では「日本は勝っている」と教えられ続け、子どもたちはそれを疑うことなく信じていたという。大人も同様に「お国のために死ぬことはよいこと」と考える空気があり、価値観そのものが大きく影響を受けていた。ゆっぺさんは、そうした状況を「洗脳に近いものだったと聞いた」と振り返る。
■お腹いっぱい食べることが夢だった
戦争が進むにつれ、生活はさらに厳しさを増していく。食料はほとんど手に入らず、芋の皮を食べて飢えをしのぐ日々が続いた。「お腹いっぱい食べることが夢だった」という言葉が、その過酷さを物語っている。中には、普段は口にしないようなものを食べて生き延びた人もいたという。
■語られなかった壮絶な記憶の断片
作品には描ききれなかった話として、満州から帰国した親戚の女性のエピソードも語られた。身を守るために髪を切り、男性のふりをして帰ってきたその姿は、当時の恐怖を強く感じさせるものだったという。キヨさんの記憶の中でも、特に印象に残っている出来事のひとつだ。
■戦争を繰り返さないために
キヨさんは「絶対に戦争はしてはいけません。勝っても負けてもどちらも犠牲が出ます」と語る。ゆっぺさんもまた、体験を漫画として残す理由について「戦争を直接語れる人が少なくなっている今、歴史を忘れてはいけない」と話す。過去の出来事を知ることが、未来を考えるきっかけになる――そんな思いが込められている。
過酷な時代を生き抜いた体験は、今を生きる人にとっても大切な示唆を与えてくれる。作品を通して、その記憶に触れてみてほしい。
取材協力・画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
【関連記事】
・
【漫画】本編を読む
・
【漫画】毒義母による壮絶な嫁イビリの連続!「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」を最初から
・
【漫画】絶望と幸せが交錯!!崩壊するのはどっち!?「どちらかの家庭が崩壊する漫画」
・
【ホラー漫画】実体験をもとにした超リアルなストーリーが話題「丑三つ時、コワい話はこのBarで」
・
【ネコ漫画】猫と楽しく暮らすヒントも!3匹の猫との日々を描いたコミックエッセイを一気読み