結婚後、初めて義両親と義兄を含めた食事の席に参加したとき、私は思いがけず戸惑うことになりました。慣れ親しんできた家族での外食とは、あまりにも雰囲気が違っていたからです。料理が並び始めた瞬間、これまで当たり前だと思っていた「食事の形」が、決して一つではないのだと実感しました。
初めての義実家との中華料理
結婚して初めて、義両親と義兄と一緒に中華料理を食べに行きました。席について注文が始まると、全員がそれぞれ自分の食べたいものを選び、料理が運ばれてくると、各自が黙々と食べ始めました。誰かと取り分け合う様子はなく、
目の前の料理をそれぞれが自分の分として食べ切る
。その光景を見て、私は内心驚いていました。
実家との違いに戸惑った理由
私の実家では、中華料理といえば、いくつもの料理を頼んでみんなで分け合うのが当たり前でした。円卓を囲みながら、「これも食べてみて」と声を掛け合い、少しずつ味わう時間そのものが、外食の楽しさだと思っていたのです。だからこそ、
それぞれが自分の料理だけを食べる食卓に、どこか物足りなさ
を感じてしまいました。
夫との温度差と私たちの選択
食事の後、その気持ちを夫に話してみましたが、夫はあまりピンと来ていない様子でした。夫にとっては、その食べ方がずっと当たり前だったようで、私が驚いた理由がわからなかったようです。
話し合った結果、私たち夫婦は、義実家のやり方を無理に取り入れるのではなく、これまでどおり、料理を分け合うスタイルを大切にすることにしました。
まとめ
同じ外食でも、育ってきた環境によって「当たり前」はこんなにも違うのだと知りました。どちらが正しいという話ではなく、自分たちが心地よい形を選べばいい。そう思えるようになってから、食卓の時間をより楽しめるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:鈴木インコ/60代女性・主婦
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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