【写真】ついに芹沢(綾野剛)の待つ角屋へ足を踏み入れた総司(細田佳央太)TBS×U-NEXT×THE SEVENによるグローバルプロジェクト「ちるらん 新撰組鎮魂歌」。U-NEXTでは、「江戸青春篇」に続いて「京都決戦篇」を毎週金曜に独占配信中だ。4月24日には「京都決戦篇」の第5話が配信され、土方歳三(山田裕貴)ら“近藤派”の精鋭たちと、“芹沢派”のならず者たちが各所で激突する様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■累計発行部数300万部超のコミックスを実写化
本作は、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生きざまを、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた累計発行部数300万部超の同名コミックス(原作:梅村真也、漫画:橋本エイジ/ゼノンコミックス)の実写化作品。
後に新選組副長となる土方歳三が近藤勇という“器”と出会い、沖田総司、斉藤一といった個性的な仲間たちと共に、歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか。そして、激動の幕末を駆け抜けた若者たちの物語を、現代的かつ艶やかで魅力的なキャラクター造形と、史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて描く“ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント”だ。
主人公・土方を演じる山田裕貴の他、新撰組の志士役には、鈴木伸之、中村蒼、細田佳央太、上杉柊平、藤原季節、杉野遥亮、柳俊太郎、宮崎秋人、岩永ひひおら、強烈な個性と実力を兼ね備えた俳優陣が集結。
また、土方の宿敵であり盟友の「人斬り以蔵」こと岡田以蔵を中島健人、土方らに立ちはだかる“最強で最凶の宿敵”芹沢鴨を綾野剛が演じる他、奥野瑛太、高橋光臣、金子ノブアキ、安藤政信、桜井ユキら、多彩な俳優陣が作品を盛り上げる。
先日配信された第4話では、新見錦(奥野瑛太)が壮絶な最期を遂げた前半の激闘と、新たなキャラクターも登場し混沌を増す後半の展開が大きな話題に。SNSでは「鋭三郎と共に戦っていたことが伝わる仇討ちシーンに胸を打たれた!」「鴨と土方の竹林シーンが美しすぎる。光と影のような関係性に引き込まれた」など、仇討ちの結末と志士たちの思いに惹き込まれるコメントが数多く寄せられた。

■剣の才にうぬぼれ気味だった平助が近藤のまっすぐさに触れた日
近藤派がやって来ることを島原で待ちわびる、芹沢鴨(綾野剛)の不敵な笑みで幕を閉じた前回。第5話の冒頭では、打って変わって5年前にさかのぼり、近藤勇(鈴木伸之)と藤堂平助(宮崎秋人)が江戸・試衛館の道場で出会った日の様子が描かれた。
門下生もほとんどおらず、奥で子どもが遊んでいるような道場で、見るからに重そうな太い木刀をひたすら1万回素振りしていた近藤。そんな姿を遠巻きに眺めていたのが平助だった。「いっつも来てるだろ、君」と声をかけた近藤に、平助は「今どき珍しいオッサンだなと思って」と冷ややかな返答。
続けて、「こんな太平の世にさぁ、こんなボロ道場でそんな素振りして何になるわけ? この時代、俺みたいに名門の免許皆伝でも持ってないと意味ないっしょ」と、コスパ重視の現代っ子のようにドライな考えを口にする平助。一方で、彼の流派・北辰一刀流はその言葉通り幕末の名門であり、若くして免許皆伝となった平助の実力も確かな様子。
なおも平助は「剣なんて所詮、いいとこに仕官するための手段でしょ。滑稽だよアンタ」と近藤を小馬鹿にするが、近藤は「そうかもな」と爽やかに笑い飛ばす。すると平助は道場破りのように近藤に勝負を挑むが、コテンパンされてしまう。「ありえねぇ…っすけど」と完敗を認めた平助に、近藤は「いや、君は強いよ。無駄のない足さばきに太刀筋。剣才には、目を見張るものがある」と称える。
「じゃあ何で…何で手も足も出ねぇんだよ!」と、自分に無いものが何なのか問いかける。すると近藤は、「多分…俺と君は違うんだろう。剣の向く先だ。君の言うように、俺は仕官も望めず、この通り…食うにも困る、貧乏生活だ。だがそれでいい! 俺は誰よりも強い剣客でありたい! ただ…それだけを求めて生きてる!」と高らかに宣言する。
その回答に、「どんだけバカなんだよアンタ」と笑いがこみ上げる平助だったが、「でも…アンタかっこいいよ」と正直な思いを告げる。そして「なぁ…俺もアンタみたいに強くなれっかな?」とまっすぐな目で尋ねる平助に、近藤は優しくほほ笑むのだった。この一連のシーンは、今回平助がどんな活躍を見せるのか期待感を高めるものとなった。

■総司が修羅となるのを止めたい近藤…芹沢は“その時”を待ちわびる
ここで場面は前回の続きに戻り、文久三年九月十八日。土方の思いに乗った近藤の言葉で、小細工なしの正面突破を決意した近藤派の面々。出陣の時に向けて各々が準備に入る中、近藤は「トシさん、ちょっといいか?」と土方を呼び止める。
近藤は土方に、「すまんが…総司のことを頼む。アイツも、芹沢との戦いを望んでる。もしもそれが極限の勝負になれば、総司はまた…あちら側へ戻ってしまう」と沖田総司(細田佳央太)のことを守るよう依頼。「あちら側?」と尋ねた土方は、近藤の「血に飢えた、鬼だ」という言葉を受けて、「我を失ったってヤツは…総司のことか」と、以前近藤からかけられた言葉の意味を理解する。
「恐らく…芹沢もそれを望んでる。俺は二度と…あんな総司を見たくない」と、総司への親心を覗かせる近藤は「止められるのはアンタだけなんだ。だから…頼む」と頭を下げようとする。だが、土方はそれを止め、「簡単に頭下げすぎなんだよオヤジは。心配すんなって。俺も鴨を譲る気はねえよ」と宣言する。
「相変わらず人の心配か。大将も大変だな」と小言を言う土方に、「内部抗争を正々堂々正面からねじ伏せるなんて言いながら、俺は前線にいない」と、自ら先頭に立って戦えない状況へのもどかしさを吐露。「アンタの首はそんだけ重いんだよ」と諭す土方に、近藤は「俺の命令で、仲間を失うかもしれないんだぞ? 俺にはわからんよ。この手に…皆の命を握る資格があるのか」と、迷いを口にする。
「最近時々…試衛館にいた頃がひどく懐かしくなる。貧しかったが、アイツらと笑いながら飯を食って、ただ純粋に強くなることだけを求めてた。思えば…遠くに来たもんだな」と、どこか感傷的な心情を明かす近藤。すると土方は、「オヤジ、それは違えよ。時代が変わろうが…俺たちは何も変わらねぇ。この空はいつでも、あっちと繋がってんだ」と、散っていった仲間たちに思いを馳せながら語った。
その頃、島原の角屋では、山崎烝(前田旺志郎)が芹沢に土方の発した言葉を伝えていた。その発言内容に「男だねぇ」と喜びをにじませる芹沢に、お梅(桜井ユキ)は「せやけど、今のは方便かもしれまへんえ?」と冷静に助言。だが、芹沢は「お梅、そんなヤツならハナから俺はケンカを仕掛けたりしねぇ。いい暴力といい女っつ~のは、匂いでわかんだぜ?」とさすがの返答を見せる。
そんな芹沢の様子に笑みを見せたお梅は、「こんな楽しそうな芹沢はん、初めて見ましたわ。アンタはんの子どものような笑顔を見られるのが、ウチの幸せどす」と口にする。その言葉に芹沢も「お前も変わった女だねぇお梅。ますます気に入った」と悦に浸りつつ、「いよいよだな…」とつぶやくのだった。

■心の弱さに打ち勝ったはずの平助を、半次郎という“絶望”が襲う
そして山南敬助(中村蒼)を指揮官とする芹沢討伐部隊には、土方、総司、平助、永倉新八(上杉柊平)、井上源三郎(岩永ひひお)、島田魁(長田拓郎)が参加。「敵は、どこから攻めてくるかわかりません。襲撃に遭った際は…」と言いかけた山南に、「生き残ったヤツが先に行く」と口を挟む土方。山南も「…そういうことです」と静かに答え、7人は討伐に向けて島原へと向かっていく。
その道中、不気味なまでの静けさに一行が注意深く進んでいると、突然芹沢配下の弓部隊に襲撃される。山南は「芹沢を斬れるのは、土方君か沖田君でしょう」と告げ、その言葉に新八は「トシさん、先に行け。ここは俺たちが何とかする」と進言。平助と島田は、先陣として土方と総司を弓矢攻撃からガードしつつ、共に先を目指すことに。
土方たちが林の先の神社へたどり着いた時、そこで待ち構えていたのは榊一児(山口航太)と二児(義江和也)の兄弟だった。平助は島田に「魁、お前俺と心中する覚悟あるか? 悔しいけどさ…俺らじゃ芹沢に勝てねぇから」と告げ、島田も土方に「どうぞ、先に行ってください」と、兄弟の相手を自分たちが引き受けることを決意。二人の覚悟を受け取った総司と土方は、先を急ぎその場を後にする。
平助は一児と、島田は二児と戦っていくが、一児の二刀流による流れるような攻撃と、二児の圧倒的なパワーに追い込まれていく。そんな中、平助は5年前の道場で、近藤から授けられた「誰よりも強くありたいなら、心の弱さに負けぬこと。敵は…己の中にこそいる」という金言を思い出していた。今一度己を奮い立たせた平助は一児とも互角に渡り合ったが、島田ともども再び倒されてしまう。
「強かったじゃん。散るじゃん」と平助の力を認めつつ、とどめを刺そうとした一児だったが、ふと気配を感じ背後を振り返る。そこにいたのは、先日兄弟と激闘を繰り広げた薩摩藩士・中村半次郎(青柳翔)だった。「おはんら…捜しもしたど」と告げた半次郎に「何だあの野郎」(平助)「まさか、新手っすか?」(島田)と身構える二人だったが、一児は「いや、ありゃ俺らの客じゃん」と自ら立ち向かう。
「言うたどが。おはんらは、こん中村半次郎が殺りもすち」と告げた半次郎に、「本当に来たじゃん! アンタも義理堅い人じゃん」と喜ぶ一児。「こん体は…おいのもんじゃないもんな。薩摩の…西郷さんのもんでごわす。おはんらは、薩摩と、西郷さんをば、傷つけもした。もはや…許されもはん」と刀を抜いた半次郎は、独特の構えで兄弟を待ち受ける。
一児は二児の力を借り遠い間合いから半次郎に斬りかかるが、半次郎は一太刀で一児を血祭りに。兄を斬られた怒りで安易に突っ込んだ二児もまた、半次郎に一撃で葬り去られてしまう。自らの仕事を終えた半次郎は、平助を無表情で見やりながら何も言わず去っていく。一方、平助は己の恐怖に飲み込まれ、その絶望を生涯拭い去ることができなかったのだった。

■ナメてかかっていた平山の“本気”に圧倒され土方が大ピンチ
すっかり日が落ち街が闇に包まれた頃、土方と総司はついに島原へとたどり着く。先を急ぐ二人の前に壁を突き破って現れたのは、芹沢の腹心である平山五郎(高橋光臣)だった。「ったくよぉ、裏から回ってくると思ったのに…。正面突破とは男前じゃねえか。なぁ副長さんよ」と、ゆっくりと二人の前に立ちはだかる。
「オメェもつくづく運のねぇ男だな。よりによって俺と総司が相手とはよ」と煽る土方に、「逆にツイてんだろ」と冷静に返す平山。土方は「強がっちゃってまぁ…。だが安心しろ、サシでやってやるよ」と口にしつつ刀を構えるも、先に仕掛けたのは総司だった。
近藤派最強と目される総司が渾身の突きを見舞うが、あろうことか平山はそれを素手でいなし、総司を一回転させる。「沖田、俺なら一突きで軽く殺れると思ったか? ナメてんのかテメエ」と静かにすごむ平山に対し、「はい、正直ナメてました。あなた、そこそこ強いみたいですね」と、一歩も引かずにナメた口をきく総司。
だが、総司は追撃をかわすと「こちらは土方さんにお任せします!」と平山の相手を土方に丸投げし、一人で芹沢の元へと駆け出していく。土方は「総司! 一人で行くんじゃねえ!」と呼びかけるも、平山は「バカかテメエは! 行かすわけねぇだろ。沸いてんのかよ頭」とピシャリ。こうして土方と平山の戦いが幕を開ける。
手数も多くスピーディーな攻防が続く中、先に一撃入れたのは土方。平山の胸元に傷を付けた土方は「そんなに散りたきゃ散らしてやるよ」と勢いづくが、その言葉に「うれしいねぇ…」と口にした平山は、自らの左目を縫って塞いでいた糸を外し、ゆっくりと目を開く。そして「テメエが相手なら俺も久々に本気でやれそうだ」と言い放つ。
明らかに光を失っているような平山の左目を見て「何だよその目。見えてんのか?」と尋ねる土方に、「試してみろよ」と返す平山。総司のこともあり先を急ぎたい土方は勝負を決めに行こうとするも、平山は「自惚れんのも大概にしろよ」とあっさり攻撃を見切り、先ほどまでとは明らかに違う雰囲気を醸し出す。ここから土方の攻撃はことごとく防がれてしまう。
たまらず土方は平山の死角であるはずの左側から攻撃を繰り出すが、まるでそれを予見していたかのように太刀筋の先には平山の刀が待ち構えていた。驚きを隠せない土方に、「何だその面。左を狙ったのがなぜわかったのか不思議でしょうがねぇって顔だな!」と告げる平山。そして、「どっちだと思う? 見えてんのか見えてねぇのか。なぞなぞだ」と余裕たっぷりに問いかけるのだった。

■明らかになった平山の過去と真の目的
ここで話は数年前にさかのぼり、平山が武の道にまっすぐだった頃の話が描かれていく。道場で圧倒的な強さを誇っていた平山は、師匠から「そなたの剣は荒々しくも美しく、まさに天下一品だな」と褒め称えられ、仲間からも技の手ほどきを求められるなど非常に慕われていた。
そんな彼の運命が一変したのは、他でもない芹沢との出会いだった。仲間と共に酒を飲み、もう一軒誘われたその時、仲間の一人が芹沢とぶつかる。飲んでいたため気が大きくなっていた仲間は芹沢に絡むも、芹沢はパンチ一発で彼を殺めた上、かたきを討とうとした他の仲間のことも無惨に斬り殺してしまう。
その光景に言葉を失っていた平山に、芹沢は「で? 兄ちゃんどうすんだよ。仲間と散るか?」と問いかける。表情には恐れがにじんでいた平山だったが、意を決して芹沢に斬りかかる。刀では何とかやりあっていたものの、芹沢は刀を交えながら打撃も繰り出し、平山はダメージを負っていく。
すると平山は突然笑いだし、「初めてだからよ。俺より強ぇヤツ(とやり合うの)が…。来いよ」と、表情や態度が一変。それを見た芹沢は「いい目じゃねえか…。気に入った」とつぶやき、その刹那「片方もらっとくぜ?」という言葉とともに平山の左目の光を奪ったのだった。
ここで再び時間は戻り、近藤派を待ちわびる芹沢の姿が。この回想シーンは、芹沢が平山との出会いをお梅に語っていたものだった。「(平山は)芹沢はんに惚れ込んではるんどすなぁ」と感想を語ったお梅に、芹沢は「いやいや、そうじゃねえんだよ。アイツはな、俺を斬る機会を虎視眈々と狙ってんのさ」と、平山の思いを代弁してみせる。
「平山はんも面白いお人どすなぁ。でも…片目で戦うのは少々しんどおすやろ?」と尋ねるお梅に、芹沢は「この世で平山ほどやりづれえヤツはいねぇぜ? ヤツの左目は見えねぇから見えるんだよ」と、そのカラクリを教えるのだった。

■土壇場で放った文字通りの“起死回生の一手”
その頃、土方はまさに追い詰められていた。すべての動きは平山に先読みされ、攻撃することもままならない。ついには平山の一撃が土方の体を捉えてしまう。「足りねぇ頭で随分考えを巡らせているようだが、なぞなぞの答えは出たか?」という平山の問いかけに、「すげぇな…俺の動きを先読みしやがる…。ただ…理屈がわからねぇ」と返答。
それでも「まあ考えてもしょうがねぇし、テメエのなぞなぞに付き合うのも癪だし。このままやるわ」と覚悟を決めた土方。すると平山は、「あの日俺の目は光を失った。だが…おかげで見えるようになったんだよ。人が体を動かそうとすれば必ずその間際に発せられる気配がある。次にどの四肢を動かしどう攻撃してくるのか…俺には手に取るように見える」と種明かしする。
そして、「どうあがいてもテメエに勝ち目はねぇよ」と宣告した平山は、組み合った際土方の胴を斬り勝負あったかに思われた。実際その直後に倒れ込んだ土方だったが、土方も無意識下で平山の背後を斬りつけ傷を負わせていた。「土方テメエ…動きを読まれずにどうやって…」と平山が初めて困惑を見せる中、土方の受けた傷も致命傷には至らず、「死んでねぇのか俺…。何で生きてんだ…」と驚きを隠せない様子。
「それでこそ俺が殺る価値のある男だ。ありったけで来いよ土方! 俺は今最高に楽しい」と語る平山に、「正直…手も足も出ねぇっていうのに…、どういうわけか…最高に面白え」と返す土方。いよいよ雌雄が決するその時土方が放ったのは、かつて芹沢が平山の光を奪ったあの一撃だった。
土方の一撃をもろに受けた平山は、芹沢と共に敵に囲まれた時のことを思い出す。そして、「あの人を斬るつもりが、いつの間にか認められたくなっちまった。まるでガキみてぇに…。そんな俺が…テメエに勝てるわけねえよな。芹沢鴨を斬りてえっていう、テメエによ…」(平山)と、宿敵だったはずの芹沢に魅せられていたことを打ち明ける。
すると土方は「俺も変わんねえよ、オメエと。ぶっ倒してえって思ったヤツが…今は俺の大将だ」と、自身もまた近藤に魅せられた人間だと明かし共感を示す。そして平山は、地獄での再戦を呼びかけた後ついに息絶える。それを見届けた土方は、「総司を止めなきゃ」と再び角屋を目指し歩みを進めるのだった。

■“豪快”と“冒険”がしのぎを削った戦いから、“最後の死闘”へ
土方と平山の壮絶な戦いが終わりを迎える頃、お梅の歌と三味線に合わせて刀を振るっていく芹沢。窓からのぞく月明かりに照らされたその姿は、まさに舞そのもののような美しさを醸し出す。ウォーミングアップを終えた芹沢は大きく息を吐き、近藤派の到着を前に準備万端の様子。
一方、決戦の地・角屋にたどり着いたのは総司。建物の外に向けられた提灯が不気味な明るさを放つ中、街中にも店の中にも人の気配はなく、総司は警戒心を強めていく。階段を上がり、ついに芹沢の待つ部屋の前までやって来た総司は、意を決してふすまを開く。その瞬間、総司は待ち構えていた芹沢に一刀両断された…かに見えた。
だが、それは総司が見た幻影だった。一瞬ひざをついた総司に、芹沢は「おいおい、そんなんで散らねえでくれよ? 沖田~。こっちは死ぬほど待たされたんだからよ」と、早く遊ぼうとでも言わんばかりの口ぶりを見せる。そして、深手を負いながらも何とか角屋へ向けて歩いていく土方の姿で、第5話は幕を閉じる。
期せずして特撮ファン垂ぜんのマッチアップともなった土方と平山の戦い。回想等を挟みつつ約20分にわたって展開されたアクションシーンは、平山のチート級の能力も相まって非常に情報量の多い一戦となった。
次回はいよいよ最終回となり、沖田と芹沢による“最強”の座をかけた戦いが開幕。予告映像では、その場に土方や近藤の姿も見受けられる。「俺は全力でやれるヤツを、ただひたすら捜してんだよ」という芹沢の“孤独”と正面から向き合い、引導を渡すのは誰なのか。そして、最後に姿を表した高杉晋作(北村匠海)は土方とどう関わっていくのかも気になるところだ。
「ちるらん 新撰組鎮魂歌~京都決戦篇~」最終話は、5月1日(金)夜7:00よりU-NEXTにて配信。

※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記
※宮崎秋人の「崎」は「たつさき」が正式表記
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