4月30日(木) 3:10
車を長く乗る大きなメリットは、新たな購入費用がかからない点です。しかし、年数が経つにつれて維持費は徐々に増えていきます。特に注意したいのが自動車税です。ガソリン車の場合、新車登録から13年を超えると税額が上がる仕組みになっています。これらの要因により、毎年の負担は増加していきます。
また、車検費用や修理代も無視できません。古くなると部品の劣化が進み、交換や修理の頻度が増えます。例えば、エンジン周りや足回りの部品交換が必要になると、数万円から十万円単位の出費になることもあります。
さらに、故障が続くと予定外の支出が増え、家計に影響を与える可能性があります。そのため、維持費が増えてきたと感じたら、一度年間コストを整理してみることが大切です。
車を買い替える場合、最も大きな負担は購入費用です。新車であれば数百万円単位の出費になることも珍しくありません。ただし、購入時には減税制度や補助金が利用できる場合があります。特に燃費性能の高い車や電気自動車は税制優遇を受けやすく、初期費用を抑えられる可能性があります。
さらに、新しい車は燃費が良いため、ガソリン代を節約できます。例えば、燃費が大きく改善されると、年間で数万円以上の差が出ることもあります。また、中古車と比べて故障のリスクが低く、修理費の負担が抑えられる点もメリットです。衝突安全性能や予防安全性能も向上しているため、事故リスクを減らせるという点も見逃せません。
ただし、新車購入時にローンを組む場合は、利息も含めた総支払額を確認する必要があります。月々の支払いが増えると、結果的に家計を圧迫する可能性があるため注意が必要です。
どちらが得かを判断するには、「年間コスト」と「使用状況」を基準に考えることが重要です。まず、現在の車にかかっている年間の維持費を計算します。税金、保険、車検、修理費、ガソリン代などを合計し、それがどれくらいかかっているかを把握しましょう。
次に、新しい車に買い替えた場合の年間コストを試算します。購入費用を年数で割り、維持費と合わせて比較することで、どちらが経済的か見えてきます。もし古い車の修理費が頻繁に発生し、年間コストが高くなっている場合は、買い替えを検討する価値があります。
また、車の使用頻度も大切です。毎日長距離を運転する場合は燃費の良い新しい車のほうが有利ですが、使用頻度が低い場合は買い替えのメリットは小さくなります。
車を長く乗るか買い替えるかは、一概にどちらが得とは言えません。維持費が安く済んでいるなら乗り続けるのが現実的ですが、修理費や税金が増えている場合は買い替えたほうが結果的に出費を抑えられることもあります。
大切なのは、感覚ではなく数字で比較することです。年間コストを把握し、自分の使い方に合った選択をすることで、無駄な出費を防ぐことができます。まずは現在の維持費を整理し、必要に応じて買い替えも視野に入れながら、納得できる判断をしていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
【実録】「残クレ」って本当に損なの?「マツダCX-5」を残クレで契約し“5年”乗ってみた結果と感想…「総支払額」はいくらになった?