「ジャンゴ」と「ゾロ」のクロスオーバー映画、ソニーで本格始動

「ジャンゴ・繋がれざる者」

「ジャンゴ」と「ゾロ」のクロスオーバー映画、ソニーで本格始動

4月30日(木) 12:00

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「ジャンゴ・繋がれざる者」と「マスク・オブ・ゾロ」のヒーローが共演するクロスオーバー映画「ジャンゴ/ゾロ(原題)」が、ソニー・ピクチャーズで本格的に動き出した。脚本にはアカデミー賞脚色賞を受賞したブライアン・ヘルゲランド(「L.A.コンフィデンシャル」「ミスティック・リバー」)が起用されたと、米デッドラインが独占で報じている。

原案は、クエンティン・タランティーノとアイズナー賞作家マット・ワグナーが共同で執筆し、2014年にダイナマイト・エンターテインメントから刊行された全7号のクロスオーバー・コミックだ。賞金稼ぎとなった元奴隷ジャンゴが、悪党を追い続けるなかで老境のドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガと出会い、絆を深めていく筋書きだ。映画ではタランティーノは監督を務めないが、コミック以降の物語をヘルゲランドが新たに書き起こす。

タランティーノは10作目にして最後の監督作の準備を進めており、本作の企画にもゴーサインを出していると関係者は伝えている。コミック刊行当時から映画化への期待は大きかったが、コロナ禍で機運はしぼんでいた。権利関係が整理され、ようやく前進した格好だ。

ジャンゴは、2012年公開のタランティーノ監督作「ジャンゴ・繋がれざる者」でジェイミー・フォックスが演じた元奴隷の賞金稼ぎ。ゾロことドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガは、1998年のマーティン・キャンベル監督作「マスク・オブ・ゾロ」でアンソニー・ホプキンスが演じ、後継者のアレハンドロ・ムリエタにはアントニオ・バンデラスが扮した。

ヘルゲランドは、強い主人公を軸にした「マイ・ボディガード」「42 世界を変えた男」「レジェンド 狂気の美学」など、骨太な脚本で知られる。

タランティーノの周辺ではほかの企画も同時進行している。初めて手がけた戯曲「ザ・ポピンジェイ・キャバリエ(原題)」が来年初頭にロンドンのウエストエンドで初演を迎える。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したブラッド・ピットがクリフ・ブース役を再演する「ザ・アドベンチャーズ・オブ・クリフ・ブース(原題)」も、Netflix向けに準備が進む。当初はタランティーノ自身が監督する予定だったが、ピットの意向で「ファイト・クラブ」のデビッド・フィンチャーに監督が託されている。

【作品情報】
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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