アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが暮らす施設の近くには、商店街があります。散歩するにはちょうどいい場所ですが、いくつかある八百屋さんの前を通るたびに、あーちゃんが食べ物を欲しがるため、気が抜けません。先日も、ゆでとうもろこしの3本パックに釘付けになったあーちゃん。「おいしそうね」と繰り返し、財布を出してとうもろこしに近づいていったので、いつものように施設の部屋には冷蔵庫がないことを理由に説得しようとしたところ、「あれ、ゆでてあるわよ! ここで食べればいいわよ!」と、あーちゃんから想像以上にしっかりした反論が……。なんとか説得を続けてとうもろこしと引き離しましたが、変なところでしっかりしていて、欲求のコントロールがきかなくなっているあーちゃんに、ワフウフさんはぐったりです。
施設の近くにある商店街は、いろいろなものが手ごろな価格で売っていて、ワフウフさん姉妹やあーちゃんもよく出かけています。先日、姉・なーにゃんが、施設に出す外出届にこの商店街を書いたところ、受付の方から「あの商店街って、服とかも安いんですか?」と聞かれたので、戻ってきてすぐに、99円という破格の値段で買ってきた洋服をお披露目しました。そのままお買い物トークで盛り上がっていたところ、訪問医とのやりとりがあって以来、なんとなく微妙な関係になっていた看護師さんがやってきました。意外にも、看護師さんが「あの商店街って、たまに掘り出し物がありますよね!」と会話に参加してくれたので、自然に話すことができ、ワフウフさん姉妹もひと安心です。
ようやくここまできたのに…
これまで、何度言っても頑なに一部の洗濯物を自分で洗ってしまい、びしょびしょのまま部屋に干していたあーちゃん。
しかし、根気強く言い続けたからなのか、最近は丁寧なメモを添えて、洗濯ネットに入れた洗濯物をちゃんと出すようになっています。
素晴らしい……!
しかし、せっかくあーちゃん側が整ったというのに、ちょくちょく施設側の洗濯物の回収漏れが起きていて、あーちゃんはそのたびに不安になっています。
先日も、洗い終わった洗濯物が届けられたのですが、そのときにはまだネットに入った洗濯物が残っている状態でした……。
あーちゃんが不思議そうに聞くと……。
明らかに面倒くさい雰囲気を出しながら、スタッフさんは「いつ出しました?」と聞いてきます。
認知症のあーちゃんが「いつ出したか?」なんて覚えているわけもなく……。「洗濯物を出すと怒られる」とインプットされたら困るので、「また次の洗濯のときに」とスタッフさんに伝えて、会話を終えました。スタッフさんも大変だとは思うのですが、とにかく回収をお願いします……!
あーちゃんが施設で暮らすようになってからぼっ発したのが、洗濯問題。何度も洗濯はすべて施設にお願いするように言っているのに、あーちゃんは頑なに一部の洗濯物を自分で洗い、びしょぬれのまま部屋に干していて困り果てていました。しかし、根気強く言い続けているうちに、なんとか「洗濯物はネットに入れて出して、施設に洗ってもらう」ということが定着してきて、回収日にドアの前に置くようになっていました。
しかし……。あーちゃん側の準備が整ったというのに、施設側が回収するタイミングが合わないようで、回収漏れが時々起きています。回収されていない洗濯物を見つけると、あーちゃんは「今日は洗濯物を持っていってくれる日じゃないの?」と不安そう……。先日も、洗い終わった洗濯物をスタッフさんが持ってきてくれたときに、あーちゃんの部屋には未回収の洗濯物が残っている状態でした。
「これは持っていってくれないの?」とあーちゃんが聞くと、スタッフさんは「いつ出しました?」と確認してきたのですが、認知症のあーちゃんがそんなことを覚えているわけもなく……。スタッフさんがとても面倒そうに対応しているのが伝わってきたため、ここであーちゃんがスタッフさんに怒られて「洗濯物を出すと怒られる」とインプットされたら困ると思い、「また次回の洗濯のときにお願いします」と言って話を終えました。ようやくあーちゃんが「洗濯物を出す」ことと、「その曜日」を覚えたのだから、とにかく回収をお願いします……!
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これまでワフウフさん姉妹を悩ませてきた洗濯問題ですが、ここにきて良い変化が起きているようですね。施設には他の入居さんもいて、スタッフさんが膨大な量の仕事をこなしているのは重々承知していますが、スタッフさんに大きな負担をかけずに回収のすれ違いが起きないよう、何か改善策を見つけたいところですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
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